「マイノリティのそのまたマイノリティ」という感情移入を拒む要素しか持たない特殊すぎる主人公による、ベタでユニバーサルな、故に愛らしいラブストーリーなのだと解釈する。
ライティングがとにかく印象的で…
このレビューはネタバレを含みます
幼少期、思春期、青年期を通して1人の内気な黒人男性シャロンの半生を綴る映画。
幼少期、思春期はイジメられ母親も薬中で悲壮感で押し潰されそう。
好きになったのは同性のケヴィン。ケヴィンとの浜辺のキスシ…
単純に人種差別がテーマの映画ではない。たまたま主人公が黒人というだけで(出演者もほぼ黒人のみ)一人の人間としての物語。大人になったシャロンは、あんなに内気だった子が?細くてひょろひょろだったのが筋肉…
>>続きを読むすごくいい映画だと思う。
でも、あまり気の合わない映画だとも思う。
社会と個人。
この映画はその関係性について、丁寧に丁寧に綴られた作品だ。ゲイである、という主人公の特性を主題にするのではなく、あ…
これは映像化に失敗した例?原作の言いたい事をどれくらい盛り込めてるのだろう?(原作読んでないから分からないけど)
雰囲気作りに終始して、監督が気持ち良くなってるだけで大事なテーマがぼやけちゃってる印…
シャロンはゲイだから恋愛ができないのではなく、愛というものがなんだか良くわからないんじゃないかと思う。自分の母親に愛してもらえなかったのはもちろんのこと、見返りを求めない愛をくれたホアンは、母親にド…
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