暗闇から抜け出すと雪の白さの眩しさとそれに反射する太陽光の眩しさに恍惚を覚えた。
先も見えない土埃と霧、流れていく泥、光に照らされた立ち込める粉塵
もう一つの地球?太陽光との関わりを断ち闇とノイズで…
光と闇とノイズのみが劇場を支配する1時間。
ストーリーはないに等しいが
鉱山の外→坑道を通って中へ進む→鉱山の中
→坑道を通って外へ出る→鉱山の外という
動線のみが規定されている。
序盤から煙をあげ…
炭鉱労働者のヘッドライトがレンブラントの絵画のような強烈な明暗対比の照明を構成していて、現場で起きているあらゆる事象を活用しながら、ここまで完璧な画面を構築できるというのが驚き。地下におけるどのショ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
小田香特集2025で『鉱 ARAGANE』を観た。
浪人生の時に『リヴァイアサン』を観て以来、ドキュメンタリーのカメラが人間以外の視覚を獲得したかのような映像体験を久々にした。しかも今回は掘削中の鉱…
視覚から聴覚へと豊かにリレーがなされていく映像が連続していく。メロディアスというよりはゴツゴツとしたパッションがあって、ほとんど同時録音で撮っているだろうけどどうやったらこんな映像が撮れるのか魅了さ…
>>続きを読む(C)film.factory/FieldRAIN