鉱 ARAGANEに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『鉱 ARAGANE』に投稿された感想・評価

A
4.8

暗闇から抜け出すと雪の白さの眩しさとそれに反射する太陽光の眩しさに恍惚を覚えた。
先も見えない土埃と霧、流れていく泥、光に照らされた立ち込める粉塵
もう一つの地球?太陽光との関わりを断ち闇とノイズで…

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光と闇とノイズのみが劇場を支配する1時間。
ストーリーはないに等しいが
鉱山の外→坑道を通って中へ進む→鉱山の中
→坑道を通って外へ出る→鉱山の外という
動線のみが規定されている。
序盤から煙をあげ…

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確かに撮る対象はこれほどないくらいにいいんだけど、撮りたい欲望に対して小田香の映画力というかピキりが見合ってない。
おもろい。

轟音と暗闇と眩しいライトの光、カット変わるたびに「うへー」と声出ちゃう(でない)良い。あっという間の1時間ちょい
安全第一、人民のために..

最近 炭鉱のドラマ 見たせいか
職業柄 現場を知ってるからか
タルベーラが 好きやからか
寝やんと 最後まで観た。

真の黒が観れる
Dolby cinemaで見直したい。
5.0

炭鉱労働者のヘッドライトがレンブラントの絵画のような強烈な明暗対比の照明を構成していて、現場で起きているあらゆる事象を活用しながら、ここまで完璧な画面を構築できるというのが驚き。地下におけるどのショ…

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4.7

このレビューはネタバレを含みます

カメラの暴力性を自覚し、誠実に淡々と暗闇にカメラを向ける。
そこに映る人々の視線はヘッドライトで可視化される

ノイズだらけの荒々しくも美しすぎる映像体験
動物みたいに動いてる
小田香はイメージを思い描いて緻密に構成している 現代の映像はそれを怠ってる
ちょっとだけペドロ・コスタ
HAL
4.6

小田香特集2025で『鉱 ARAGANE』を観た。
浪人生の時に『リヴァイアサン』を観て以来、ドキュメンタリーのカメラが人間以外の視覚を獲得したかのような映像体験を久々にした。しかも今回は掘削中の鉱…

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ニシ
4.3

視覚から聴覚へと豊かにリレーがなされていく映像が連続していく。メロディアスというよりはゴツゴツとしたパッションがあって、ほとんど同時録音で撮っているだろうけどどうやったらこんな映像が撮れるのか魅了さ…

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