(3年学び、さらに)タル・ベーラ監修とはいえ、初長編でこれは天性の才があったとしか言いようがないし、才の片鱗はどうしても「ノイズが言うには」で出ていた。忠実に「現実」を撮らえ続けるカメラに映るのは暗…
>>続きを読むこういう映画をドキュメンタリーと呼ぶのだとしたら、これまで私が見てきたものはドキュメンタリーではなかったのかもしれない。
こういう映画をなんと表現したら良いんだろう。少なくとも、私がこれまで見てきた…
ボスニアの炭鉱で働く人たちを至近距離から映す
そのままの姿
そこにあるものを映している
説明やストーリーがあるわけではない
インタビューもない
働いている人の姿を機械を映す
受け手がどうとらえる…
カメラ固定で重機みたいなのがゆっくり横移動していくのは逆タル・ベーラ味があった。
思えばこの映画の中でカメラはほとんど移動しておらず、移動すると言ってもそれは炭鉱の中へと進むトロッコに乗っかった上で…
泥や錆だらけの機械を見せられているのに、何故かそれら機械に魅せられてしまっている自分がいた。
小田香作品は始めてだったが、尺の丁度良さと相まって、割と好みの絵作りをしてくれる監督であった。
暗さ…
ボスニアの過酷な炭鉱での地下労働。しかしそこで鳴り響く機械の作動音、炭鉱夫がかぶるヘルメットのヘッドライトが暗闇に描く光線の軌跡に魅せられる。すべてのショットが完璧な構図におさまっていて、美しい。装…
>>続きを読むがっつり失神して寝てしまった。
映画の時間の流れは、物語に乗って進んでいくか、もしくは物語のない場合には滞留するか、に大別できる、だろうか?
この『鉱』の場合、物語はない、が、しかし時間は滞留せずに…
インダストリアル・サウンドに身を委ね、坑道奥深く、その漆黒の中に埋没しそうになる。
が、修行の足りないわたしの心が、ウロウロ彷徨って、集中を削ぐ。
自分の中で現れる言葉は、漱石の「坑夫」であり、重…
全編ショットが素晴らしすぎる。
宇宙と劇場の暗闇に親和性があるように、坑道の闇と劇場にも親和性がある訳だが、違うのは、その暗闇の中に浮かぶ光が、懐中電灯を初めとした「人の光」だということ。
先程…
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