無実の罪で投獄されたホラシアは自分を陥れた男への復讐と弱者への救済に動いていくヴェネツィア金獅子賞を受賞した約4時間にも及ぶ長編映画
とても惹きつけられる白と黒のバランスが絶妙な画作りがとても印象的…
余白、余白、余白。とにかく余白で語る。
長回しとロングショットで、誰かに感情移入することを拒否する。それは、白と黒、光と闇、晴れと雨、善と悪、富と貧、男と女、生と死の境界を見せるためだ。
マメン…
美しかった。
弱者と強者がいる世界を、どうしたって抗えない隔たりを、白黒の光と影、昼と夜、
晴れと雨などで二分化している。
全てが溶け合う瞬間なんてあるんだろうか。
神様は自分で見つけるもの。
残酷…
フィルマークスの皆さんのレビューに、すべて言い尽くされている。つまりそれだけのものを鑑賞者から絞り出す事のできる映画だという事だ。私が言うことは何もない。長い人生のほんの一部である228分を、この一…
>>続きを読む◎ 復讐劇やタイトルからかなり肩肘はって見始めましたが、厳しい社会状況の中で優しさがかなりにじみでてた。
ホラシアとホランダが一緒にSomewhereなどを歌うところで温まったと思いきや突然緊張…
スローシネマの怪物ラブ・ディアスの傑作。4時間近い長尺があっという間に思えた。無実の罪で30年も刑務所にブチ込まれてたが冤罪が証明され出所する女。自分を嵌めた男に復讐するための機会を待ち続けるが…。…
>>続きを読む長尺作品で有名なフィリピンのラヴ・ディアス監督。
この監督にしては異例の短さ(?!) だという228分の作品です。
モノクロ、1シーン1カット、BGMはほぼ無し…眠くなる要素満載のはずが…何故か映…
第73回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞。
ラヴ・ディアス監督作。
自分を陥れた元恋人への復讐を果たすべく彷徨う女の姿を描いたドラマ。
フィリピン映画界の怪物:ラヴ・ディアスが、名作『ショーシャンク…
モノクロで音楽も一切なし。さらに固定カメラでワンシーン、ワンカット撮り。不要な要素を極限まで削ぎ落とした映像の中で、言葉の一つ一つが印象深く浮かび上がってきます。敬虔なキリスト教徒である登場人物たち…
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