ダニス・タノヴィッチ監督がパキスタンで起こった実話をベースに映画化。
多国籍企業に就職した主人公が、販売製品のミルクを不衛生な水に混ぜて飲んだ赤ん坊が栄養失調で死亡する事実を知り、辞職して巨大企業…
西洋目線の英雄映画かと思ったらそんなことはなく、結構解釈と補完を求めてくる。人間の本質って汚い。
国に帰るも帰れないも、多国籍企業やNGOなど外からの問題に昇華されちゃう。そもそも歴史の短い国ではあ…
社会派ドキュメンタリー風の作品で、
1人の男が大手企業を相手どって闘う
粉ミルクを汚れた水で溶かして乳児に飲ませた事で、沢山の赤ん坊が亡くなってしまう
その粉ミルクを自身が営業マンとして取り扱って…
【高度な作りの秀作】
パキスタンで実際に起こった事件をもとにした社会派映画。
世界的な大企業が赤ん坊向けの粉ミルクを途上国で大々的に売り出そうと計画。そのためには医師などへのワイロも辞さない。セ…
原題「Tigers」を見て、レオ様の「ウルフ・オブ・ウォールストリート」が浮かんだが、前半部は、いつまでも廃れず繰り返される“猛烈ブラック営業物語”で、「ドリーム ホーム 99%を操る男たち 」にも…
>>続きを読む企業が絶対的に悪いわけじゃないのだけど。
ラストがこうであるおかげで今どういう状態なのか、というのがわかる。
とはいえ、企業の担当一国だけでもこういった関係性、問題性があるのは事実なんだし企業として…
前々から観たいと思っていた作品だが、インド映画だとは鑑賞前に初めて知った。歌って踊るというエンターテイメント的イメージとは異なるインド映画。インド映画は社会派な作品も多いが、本作はまさにそう。食品大…
>>続きを読む実話をもとにした物語。きれいな水を供給できない発展途上国で粉ミルクを売っても乳児の健康に良いミルクが飲めるはずがない。確かに粉ミルクは悪くない、企業側は言い訳できるだろう。そう謂う曖昧な部分もきちん…
>>続きを読む© Cinemorphic, Sikhya Entertainment & ASAP Films 2014