ダニス・タノヴィッチ監督が、
100年前と現代の1つの銃声にフォーカスをあて、
ホテルのある1日の出来事を追った群像劇。
第一次世界大戦の引き金となったサラエヴォ事件から100年、
記念式典の準備…
ボリウッドの俳優を使った同じ監督の『汚れたミルク・あるセールスマンの告発』と同時に上映されたベルリン映画祭の受賞作。JAIHOで配信されていたので、終了前に滑り込みでみました。
第一次世界大戦の引…
「汚れたミルク」の監督作品。同時公開のこちらは現地ボスニアの俳優らしい。ユーゴ内戦から15年経つけどこの辺りの国(ボスニア、セルビア、クロアチア等々…)の映画は近年のものでも国の貧しさが垣間見れてか…
>>続きを読むWOWOWで。
サラエボ事件は世界史で習ったし、ボスニア紛争やユーゴスラビア紛争は映画の題材によく使われるので、戦争映画をよくみる人なら歴史的な流れは何となく理解出来ると思う。
2014年6月で、第…
複数のパートの話が同時進行するが、その中で屋上でのインタビュアの部分が「歴史パート」を担う。皆さんおっしゃるとおり、鑑賞前に1914年の世界史をおさらいしておく方がより理解できる。
とはいえ、さす…
第一次世界大戦の発端となった暗殺事件から100年を記念する式典が行われるホテルは財政難で従業員の給料さえ支払われず、しかも20年前に起こった現代のジェノサイド、サラエヴォ包囲の確執すら生々しく残って…
>>続きを読むサラエヴォ事件と現代を重ね合わせながら、ボスニア・ヘルツェゴビナ及びヨーロッパ全体の民族的問題を浮き彫りにした群像劇。
社会の変革を夢見る人々やそれを取り巻く人々が織りなす切ない悲劇に考えさせられる…
映画 サラエヴォの銃声
旧ユーゴスラビアの悲しい戦い。
ムスリム、クロアチア、セルビア…いつの時代も政治に操られ苦しめられてきた…今もなお…
1914年6月28日に起きた事件が題材の作品。だけどこれ…
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