『処刑の部屋』
1956(昭和31年)
大映
「僕は嫌だ。僕は生きるんだ。反抗するんだ」
「もうお互いに飽きても良い時分じやないかな」
「私はあんたの何だったのよ?」
「女さ」
「そんな言い方よ…
市川崑監督作品!
青春活劇かと思いきや、川口浩演じるへそ曲がりな大学生の物語!親にお金を借りてダンスパーティー主催してお金儲けをしたりしるんですが当時からこんな人いたんですね😳
女の子に睡眠薬を飲ま…
面白いか面白くないかと言えば、あまり面白くはない。
主人公の大学生、島田克巳が妙に嫌なヤツで、まあ、そういう役柄なんだろうけど、胸糞が悪くなるヤツである。
克巳がやっていることといえば、ダンスパーテ…
あらすじ。
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
不良大学生(川口浩)が、生真面目な女子大学生(若尾文子)に、
睡眠薬を飲ませて犯っちまったら、何故か惚れられていた。
な… 何を言ってるのか わ…
ダンスパーティーの企画に明け暮れ、他大学の学生と喧嘩をし、女性をナンパして遊ぶ大学生の行く末を描いた、市川崑監督のドラマ映画。石原慎太郎の同名短編小説が原作であり、『太陽の季節』や『狂った果実』とと…
>>続きを読む原作が石原慎太郎。
監督が市川崑に脚本が和田夏十。
戦後に実直に仕事をして苦労をしてきた大人たち。
それに反発する大学生。
目標が無く、酒場で酒を飲み、女を物の様に扱う。
やる事といったら、ダンス…
あまりにも身勝手極まりないとはこの事だろう。責任も負えない癖に好き勝手な事をやるだけなんて事を繰り返していたらその内に破綻が来ることは目に見えているのに、現実をまっさらな眼で見ることが出来ないままで…
>>続きを読む市川崑はこの映画化に乗り気じゃなかったらしく、批判的目線を確保するのに苦労したとか。
それでも、この辺から生まれた「自分を犯した男に惚れる女」という昭和日本映画の悪癖は、今村や深作といった一流どころ…
川口浩の映画である。
「やりたいことをやるんだ、そうじゃないと見つからないんだ」と自由を求めて行動する学生(川口浩)の物語。
彼は「U大」の学生であるが早稲田大学がモデルと思われる。早慶戦らしき野球…