孤独と自由の荷物を背負った道のり。あらかじめの、しかるべき野垂れ死に。明らかな結果のため緊張感のない過程の追想。厳寒や空腹感はあまり描かず、若い女ひとり、戯れのようなささやかな他者交流。レザーバング…
>>続きを読むトー横なき時代のトー横キッズ映画。
冬の南フランス。片田舎の農村の畑の側溝でひとりのホームレス女性の凍死体が発見されるが、警察のテキトーな現場検証の結果、その死は単なる事故だとして処理されてしまう…
アニエス・ヴァルダ作品鑑賞10本目。
観たかったのが季節外れでようやくU-NEXTにやって来た。
ヴァルダが50代半ばでの作品だが、制作のキッカケは憲兵から聞いた"リンゴの樹の下で凍死した放浪者の…
人間は要らない記憶が捨てられていくようにできている中で 一瞬だったり 短い期間共にしただけの彼女のことを覚えているということは どこかしら彼女の自由に惹かれていたということなのではとおもう
嫌悪だ…
“自由と引き換えに菌をもらったのよ”
南フランスの田舎町で凍死体となって発見された少女
自由気ままなヒッピーだった彼女の生前が 出会った人々によって語られていく
アニエス・ヴァルダ監督、初見です…
共感はできないが、そういった安っぽい憐憫など要らないと言うようなモナの人物像、俯瞰した写し方が良かった。
人からも社会からも、真に自由に生きたいということがこれほどまでに難しいと見せつけられる。若い…
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