勝手にふるえてろの作品情報・感想・評価 - 1205ページ目

勝手にふるえてろ2017年製作の映画)

上映日:2017年12月23日

製作国:

上映時間:117分

3.8

あらすじ

「勝手にふるえてろ」に投稿された感想・評価

やまち

やまちの感想・評価

3.6
おもしろかった、松岡茉優って本当に凄い。途中のミュージカルシーン心に響きつつもどした?wという半笑いの気持ちは松岡茉優の力量でねじ伏せられた。いやあ、素晴らしい。黒猫チェルシーとの掛け合いも腹抱えて笑わされた。ヨシカの絶妙に痛い感じも自分に通ずるものがあってやめてーーって死にそうに。。 見て損無し。個人的に言うともうちょいイチくんとのシーン欲しかったかな。
妄想女子の脳内を描いた大九明子監督作品。松岡茉優演じるヨシカとスクリーンで会えたことに感謝。北村匠海と渡辺大知のキャラクター対比も絶妙。とくに後者のウザかわ演技は必見。原作の面白さを損なうことなく、ミュージカルにまで昇華させたシナリオに文字通りふるえた。
peasuke

peasukeの感想・評価

5.0
面白かった!
大分いい感じで拗らせてるけど、あーそう思うよね。と共感する場面もたくさんあった私は根暗。
途中で胸が苦しくなるシーンもあり。でもあれだけウザかった二の存在に救われた。むき出しになれる相手がいるっていいね。一人ぼっちは寂しいもんな。

2017.12.25
キナ

キナの感想・評価

4.0
自意識過剰、被害妄想過剰で脳内恋愛と脳内会話を日常とするよしかに激しく自分を重ねて観ていた。
中学の片想いの相手を引きずることはないけど、小学生の頃から好きな俳優だったり全くオリジナルの脳内彼氏だったり…

流石によしかは痛すぎて感情移入できないことも多々あるけど、同じ拗らせた20代前半の女としてもうどうなることかと気が気じゃなかった。

イチ君のミステリアスな王子感とは裏腹にまっすぐ不恰好に好いてくれる二の存在が愛しくて羨ましい。
感情に刺さる良いシーンで映画は終わったけど、あの後の二人の人生をもう少し長く眺めて笑っていたいなと思った。
kohei

koheiの感想・評価

4.2
女性版『モテキ』、あるいは日本版『スウィート17モンスター』の様相でした。松岡茉優演じる24歳のこじらせ女子によるぐるぐるネジネジエンターテイメント、これがまぁ面白い。突然挿入されるミュージカル調や多彩な服装などに現れるカラフルな映像、松岡茉優の一人喋りの面白さなど、素晴らしいところはたくさんあるのだけど、何より彼女が繰り広げる歪な物語に少しの共感と羨ましさを持ちながらもの凄く楽しんでいた自分がいた。

この題名は「会いたくて会いたくて震える」人に向けられたようではあるけれど、この物語の主人公も中々にめんどくさい系女子。もう、震えるほどに、変なやつ。主人公は24歳OLの江藤ヨシカ(松岡茉優)。趣味は絶滅危惧種や古代の生物をウィキペディアで調べること。絶滅危惧種が好き過ぎて遂にはアンモナイトの化石を購入してしまうヨシカであるが、本作における彼女のこじらせ物語は、このアンモナイトのように「ぐるぐると同じところを回り続ける」ということを軸にして繰り広げられていく。

それは、鍵をくるくる回しながら家を出ていく姿(2、3度)や、ボヤ騒ぎのお詫びでご近所さんにお土産を持って回る姿、イチとニの間を行ったり来たりし、妄想上で風変わりな他人たちを巡りながら会話する姿などに象徴的に描かれていく。完全なるこじらせ。内向きにぐるぐると閉じていく物語である。本作では、被害妄想から"視野見"といった奇抜な特技まで、この彼女のこじらせが「映像」として上手く表現されていて面白い。

そんな彼女のぐるぐるねじねじ内向き物語も、終盤に近づくにつれて同じくぐるぐる回りながらも「外向きに開いていく」ので、好転していく彼女(あるいはわたしたち)の人生を垣間見ることの安心感や映画を見ることの快楽を与えてくれる。
その鍵として象徴的なのは登場人物たちの「名前」だろうか。本作では「名前」というものをある種"記号的"に描くことによって、心情の変化が表され、人物に深みが出ていく。

10年間恋し続けている「イチ」に、ヨシカに告白した同僚の「ニ」。イチは中学時代の妄想という域を出ず、現実のイチに現れる妄想上とは違うギャップにヨシカは困惑してしまう。「ニ」が、「ヨシカ」と名前を呼ぶ一方で、「イチ」はヨシカの名前を覚えていない。この「名前を呼ぶ」という行為がラストシーンのその瞬間まで、重要なこととして描かれる。

あの個性的な店員さんも、バスの中でいつも編み物をしているおばさんも、朝から晩まで釣りをしているあのおじさんも、わたしたちは名前を知ることができない。言ってしまえば"透明"で、代替可能な存在なのだけれど、逆に言えば「名前」さえ呼ぶことができればわたしたちは繋がれるのかもしれない。「紫谷」ではなく「江藤ヨシカ」として生きること、おばさんに話しかけてみること、玄関という聖域を侵されてみること。「ヨシカ」が「ニ」の本当の名前を口にすることによって、「ニ」は"リアルに召喚"され、透明だったヨシカの体も実体を帯びていったように見えたのでした。

p.s.
オカリナさんが素敵でしたね。
あと、日本人女性が「ふぁっく」を叫ぶ(しかも連発で)姿は初めて観たので刺激的でした。

劇場鑑賞最後の作品。
今年のベスト映画(15選)はマイページに記してあります。よければご覧ください。
松岡茉優ちゃんの演技にふるえました。自分が好きでいたい人より自分を好いてくれてて大切に思ってくれてる人との方が幸せになれるなぁ〜と改めて思いました。
どうしてこの場面のココをこんな演出にしたんだろう?とド素人ながらに全体のバランスを考えると???と思える場面が1箇所だけあって、その疑問がスッキリしたら5.0です。(何から目線?笑
まろ

まろの感想・評価

4.6
余韻が全く抜けません。
強烈でした。

松岡茉優ちゃんの演技にも、渡辺大知の演技にも圧巻されました。
本当に二はうざいし、女子から見て「ムリ」な男だった。ほんとに見てて耐えられないところも多々ありました笑

原作はまだ読んでいませんが、原作をしっかりと殺さない物語展開、主演俳優陣の演技が合わさりに合わさって強烈な作品になったのだと思います。そんな大口叩ける人間ではありませんが。
クリスマスに1人映画したからなのか、なんなのか、とてもとてもぐさっときました。

もう私のひどいバージョンを見てるようで、、そうそう、分かるよ、でも妄想ばっかりしてたら何も変わらない、現実見なきゃだめなんだと、よしかに言いたくなったし、1番自分にわかってほしいと思った。
二、めっちゃ嫌いやったけど、終わってみたら、なんか好きになってた。

これが現実か〜〜
ザ・松岡茉優ショーと呼べるくらいに彼女のキャラクターが存分に引き出されていた。タワマンのシーンがなんともいえず切なかった。