恋仲だった遊女「お初」と商人「徳兵衛」が心中するまでを描いた悲劇。
この映画を鑑賞して、つくづく思う。良きにつけ悪しきにつけ、人間には様々な模様がある、つまり個性があるということなのだ。
美しい模…
増村保造作品なんで期待して観る。冒頭から梶芽衣子の遠くを見ている演技が怖い。宇崎竜童の演技と関西弁がひどすぎて観てられない。音楽も竜童でロックぽい。なんかテレビドラマぽい。大映ドラマの時代劇版みたい…
>>続きを読む熱苦しい映画でしたよ。梶芽衣子はいつも以上の目くわっで、だんだん怖くなってまいりました。宇崎竜童とともに大げさかつ滑舌の良すぎる演技に辟易してしまい、本来なら胸くそ悪くなる油屋のことを好きになってく…
>>続きを読む増村保造晩年の作品にしてATG制作。
嫌な予感に身構える。
体感時間3時間超。
人形浄瑠璃の世界観をスクリーンで再現。
幽玄や妖気の欠如から、古典の退屈さが大爆発。
増村監督らしいアップテンポな軽…
1978年”曽根崎心中” 監督増村保造
脚本白坂依志夫 増村保造
近松門左衛門原作の同題名小説の映画化であり
人形浄瑠璃という江戸時代の演劇が、人生の哀しみあわれさをひょっとして人間が演じる以…
あたかも全篇がクライマックスであるかのように、愛に生きる生きる二人の生き様(好きな言葉ではないが、ここではそうとしかいいようない)が終始せつせつと迫ってくる凄まじい映画。ラストの凄絶で美しい心中場面…
>>続きを読む油屋以外は全員善人(役人も騙せれてた?)なのにたった一人の悪人のために純愛の二人が犠牲になる話でした。人形浄瑠璃を忠実に映画化した感じで最初はなじめなかったのですが、最後は引き込まれました。主演の梶…
>>続きを読む国宝が超面白かったので観た。
特別面白い映画じゃないが、曾根崎心中の勉強用には良い。
映画国宝の作中で重要な演目として扱われた曽根崎心中。
これ以外にも数多の作品に似た部分を見たことがあり、感慨深…