命が命をつなぐ。
こんな不思議なことが現実にありうる。
死人の臓器で病人を救えるんだ、と言われれば答えは一つ。だが、そこに感情が挟まれると、答えなど誰にもわからない。
2時間にも満たない映画で、…
ちょっと前に見た。
身体が機能しなくなってしまっても、耳だけは最期まで機能しているという話をよく聞く。
わたしやわたしの周りの人の最期には音を聴いてほしい。お別れして寂しくても音は連れて行ってほしい…
臓器移植の現場が連係していて無駄がなくドナー(提供者)からレシピェント(提供を受ける人)へ、スムーズに臓器が移動していくことに驚く。介在するのは医師、看護士、仲介者、そして臓器移植コーディネーターた…
>>続きを読む悲しみの中に希望がある映画。
シモンが魅力的。
シモンの彼女の泣いている顔、両親の辛さ。
シモンが脳死でも話しかける看護師さんは敬意を払っているなと感じた。そして愛してるとメールしてたけど、子供に送…
カテル・キレヴェレ。
彼女の類いまれなる才能に脱帽し、心からの敬愛を表すと共に、その名を記憶の奥深くに刻もう。
いのちといのちを繋ぐということ。
いのち、時間、太陽、海、光、大気、そして人間…
飯田橋 ギンレイホールにて鑑賞。
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何本かに1本、「すごい映画見ちゃった」感のある映画ってあると思うのですが
この作品がまさにそんな感じでした。
テーマは心臓移植。
主題だけでなく、単純に映…
臓器移植とはどういうことなのかということを色々な角度から考えるきっかけを作ってくれた。
ただ、見るだけで色々きちんと伝わってきて本当によかったのだけれども、せっかく細々と時間との戦いを描写してきたの…
移植される側とする側、その間をつなぐ医者と、三方面から描かれる。バックグラウンドミュージックと青みがかった画面が素敵。
移植コーディネーターが、その許可を得たあと医者に「よくやった」とハイタッチを求…
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