カウリスマキは、これまで自分の怠惰や不器用さによって停滞を余儀なくされた主人公が、そこからの脱出/逃亡を試みる物語を繰り返し描いてきた。多少の現実問題を反映しながらも、それは閉じた「箱庭」的な世界を…
>>続きを読む豊かな色彩と光に溢れていて眼福。二人が出会う道路がさり気なく反復される終盤のショットからビターな展開が続き、物語的には荒唐無稽な救いの手は差し伸べられてはいないものの、ラストのショットには心打たれた…
>>続きを読む厨房のシェフのあの人がツボだった、寿司を作ろうとするシーンは監督の日本愛が伝わってきて萌えるしめっちゃシュールでおもしろかった
難民問題って無視されがちだよなぁやっぱり何気に社会派なカウリスマキカ…
難民の青年がフィンランドのヘルシンキの片隅にある訳ありレストランで働く話。
ちょくちょく挟んでくるお笑いのセンスがあって面白かった(^O^)
動物入れてくるのはズルいよ~
でも可愛い(〃▽〃)
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日本にいると全くと言っていいほど実感できない難民のはなし
おじさん達が歌う陽気な音楽とチャーミングな登場人物たちは、テーマがもつ絶望の角をやんわり丸くしてくれる
相手が当たり前のようにさしのべて…
難民問題というシリアスなテーマな作品ではあるけれど、レストランの愉快な仲間たちが深刻になりすぎないで、人の優しさとかそういうのを教えてくれる映画。
憎めないレストランの従業員は愉快すぎるけど、みん…
ギックリ腰やらかしてからの久々の映画館。やっぱ1時間過ぎたあたりからキツイね。いや、スターウォーズも観たかった。だが、年末のこの時期は精神的にも肉体的にもキツイ。て言うか行きの電車混み過ぎだろ、通勤…
>>続きを読むこの映画を観て一番心癒される人間のカテゴリーがあるとしたら、それは紛争地域の難民でも人道主義者でもましてや日本人でもなく、愛煙家である。この映画ではタバコ、そしてそれに触れる指先が人間関係の確かさを…
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