説得って、ほんと意味ないですよね。人は自分の言葉で相手を変えようとするけれども。
主人公が周りの景色を黙ってただ見ているシークエンスが好き。全てが新しく見えている。
ラストはびっくりしました…
死へ向かう男バディの旅。バディの提案を聞いた者たちの反応は様々。まだ顔つきも若い兵士は明らかに動揺し遂に車から飛び出し一目散に逃げてしまう。銃を持つ兵士でありながら誰よりも死を恐れている。神学者の青…
>>続きを読む穴に埋まるから明日見にきてくれ。生きてたら起きあげて、死んでたら土をかけてくれ。
そう言って車に乗せた人たちに自殺の手助けを願う男バディ。彼の物語は、常に車に乗り、時に人を乗せて問答が繰り返される。…
静かで自然の美しい映画だった。何回か出てくる穴への道を行く車の空撮が好き。一人でぼーっと見ている美しい夕日や月明かりが好き。
「二つ小石を投げて、揺り起こしてほしい」いい台詞。
暗転に被さる雨と雷は…
僕はアッバス・キアロスタミ監督の作品を観るのが初めてなんですよ。それどころかイラン映画、イスラム教圏の映画を観るのも初めてかもしれません。なのでおもしろかったのがこの監督の作品だからなのか、イランの…
>>続きを読む現在の感覚として、この数字だけど、付けないと忘れてしまいそうだし、でもこの数字に現わせられないことがたくさんある、という入り乱れた気持ちの中の数字なので、あくまでも指針。
今、ここまで生きて見たか…
この単調さ、良さがわからな〜
中東って喉の奥から出す音あるよね、かっこよ〜などと思いながらぼんやり観ていて、ラストに何かしらあることだけは知っていたので終盤ドキドキしていたら初めてのパターンで興奮!…
(C)1997 Abbas Kiarostami