配信終了直前・キアロスタミマラソン⑥
最期のひと時には淡い世界が見える。みなさんの目には?
車を走らせて自殺を幇助してくれる人間を探すバディという中年男の物語。死のうとすると世界は美しく淡い色に見…
老人の言葉に心動かされたというより、主人公は多弁でコミュニケーションを取るのも上手いけど、老人との会話は逆転して老人が多弁になる。自分に絶え間なく話しかけてくれて自分の方に向いてくれてる事に心動かさ…
>>続きを読むどちらも(自己と他人との別こそあれ)死を渇望して同じ場所を車で低徊するおじさんの話である「風が吹くまま」と本作とは二部作として考えるべきなんだろう
唐突な終わり方だったにも拘らず置いて行かれた感はな…
彼はあの場所に埋葬されたかったんだろうな
薬で寝ても死んでないのに埋められて苦しい思いはしたくないということか
3人の候補との会話がなずっと面白かった
最後あの老人は来たんだろうか
あるいは違う男性…
よい話なんだろうけど、お国柄か違和感が
イランの名匠アッバス・キアロスタミの作品で、自分は初めて見たが人間ドラマ、特に会話に強い印象を受けた。
主人公バディは人生に絶望し、事後の後始末をしてくれ…
1998年、イラン、ドラマ。
キアロスタミ作品、再鑑賞。
人探しをしているらしき中年男性バディ。車を運転し、目にとまった相手に声をかけ同乗を促す。そしてある頼み事をするのだが。
兵舎に帰る途中…
やはりイラン映画なので宗教観がテーマに大きく関わってるのか、死にたいが自死を選べない。
シチュエーションは良いが少し感想に困ってしまった。
ただおじさんの説得は説教臭くなく自身の人生観を述べるだけで…
途中、退屈で眠ってしまい、何度か巻き戻して観た。
ラストが私には響かず、というより 「???」。
いくつかのレビューやラストに
まつわる解説を読んで、なんとなく
わかったような、わからないような、…
(C)1997 Abbas Kiarostami