現在の感覚として、この数字だけど、付けないと忘れてしまいそうだし、でもこの数字に現わせられないことがたくさんある、という入り乱れた気持ちの中の数字なので、あくまでも指針。
今、ここまで生きて見たか…
アッバス・キアロスタミマラソン#5
砂ばかりの景色だからわずかな緑がすごく映える。
案外1人でいたい時には周りに誰かいて欲しいのかも。
主人公の乗っている白のローバーがカッコよかった。多分さら…
砂利道の荒野をひたすら走るバディ。彼の心もまた、荒んでいる。
悩みのない人間はきっといない。
それでも人生は汽車のように前に進んでいく。時には立ち止まったり、打ちのめされることもあるだろう。
それで…
奇妙な頼み事を聞いてくれる人を探す男。理由や心情は出てこない。でも絶望してるはずなのに何かと巡り合うのを期待しているかのような雰囲気が良かった。とてもフラットな感じがいい。ただこの終わり方をする映画…
>>続きを読む「友だちのうちはどこ?」暁月の頃、馬に乗った男が問うた
空は静止し
旅人は口に咥えた光の枝を砂の暗闇に委ね
そして白楊の木を指さして言った
「あの木の手前
神の眠りよりも翠色をした小路がある
そこ…
この監督(というよりイランの風景を覗く体験が)2作目。
圧巻の映像。
車の中の会話を車を走らせた壮大な景色に乗せて進めていくことが本当に上手だなと、2作ともそこに感動。
私の顔が映ってないわ!とか…
荒野、そこに保護色のような
ボディーカラーのレンジローバー
それだけで目の保養
メンヘラおじさん、
最後のドライブ
彼に何があったのかが
全く語られないところが特にいい。
若者は自分の置か…
配信終了直前・キアロスタミマラソン⑥
最期のひと時には淡い世界が見える。みなさんの目には?
車を走らせて自殺を幇助してくれる人間を探すバディという中年男の物語。死のうとすると世界は美しく淡い色に見…
(C)1997 Abbas Kiarostami