柴崎友香さんの同名小説を東出昌大さんと唐田えりかさんのW主演で「ハッピーアワー」の濱口竜介監督が映画化した本作からは、愛の持つ厄介さ、そして愛おしさが伝わってくる。
一人の女性が同じ顔をした二人の男…
先程、試写会にて鑑賞。
あの二人の続きが、ずっと気になっていくのだろう。きっと続編はないから。それが自分の恋愛観に影響を与え続けて…はいかないだろうな。自分は亮平にはなれない。99%信頼できない相手…
いま女性の心理を描くなら、濱口監督を抜きには語れないと思っています。
ハッピーアワーもそうですが、同性でも意見が分かれそうな女性像を生き生きと描いています。
ヒロインの朝子に、賛否両論あるかもしれま…
鑑賞後「こんな女おるかいな!」
と想いを巡らせたら脳裏に現れたあの娘。
そんな事を思い出せた不思議な映画
と過去に書いたが演者が「リアルに嫌な女」だった事が判明し作品が可愛そう..........…
本当に観たかった作品の試写会鑑賞。期待値相当高くなってたけどそれを上回る素晴らしさ。これほど感情的にも巻き込まれた日本映画は木下恵介監督『永遠の人』以来かも。死ぬかもな病気してから簡単に泣けなくなっ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
見終わったときは、なんてこわい映画だ、と思いました。常に不安定な感じ、開いた口が塞がらない。
サイコパス風の演技をさせて東出昌大さんの右に出る俳優さんはいないのではないでしょうか…。お見事だった…
先月試写後のうろ覚えメモベースの感想↓
観賞後は、柴崎友香の原作のすばらしさを思い返して改めて彼女の小説のすごみにうっとりするのだけど、よくよく考えてみると、柴崎さんが文字で取り組んで築き上げてき…
このレビューはネタバレを含みます
「長い夢を見ているようだった」と朝子は言う。麦と亮平、どちらが夢でどちらが現実なのか。
「寝ても覚めても」というタイトルのように、そして冒頭の言葉を裏付けるかのように、闇や夜の切り取り方が印象的だっ…
COMME DES CINÉMAS