きつい、きつすぎる。30や40過ぎのおじさんをかき集めて、みんなに17歳を演じせるのは、とてもきついものがあります。
舞台向けの過剰な演技や朗読劇かの如くの棒読み演技に震え上がり、違和感に次ぐ違和感…
生涯にわたってリライトし続けてきた、花筐。
余命宣告も受けてこれが最期の映画かも。と思った監督のイマジネーションはフルバースト。
脱がし屋の異名をもった監督だが、流石に昨今少女を素っ裸にするのはマ…
このレビューはネタバレを含みます
怒涛の大林マジック浴び散らかしの169分、
全瞬間が儚さと同時に血生臭さ、生と性のエネルギーという相反するものが満ち溢れている傑作青春群像劇。
全役者あまりにも最高。
かなり濃いキャラの男子大集結の…
『花筐/HANAGATAMI』戦争に蝕まれる青春群像劇を窪塚俊介、長塚圭史、満島真之介が実年齢を超越した若々しさで演じ、舞う桜、円い月、夜の海のイメージは鮮烈に映えて、絶えず鳴り止まない音楽と合成背…
>>続きを読むひとり大林宣彦映画祭を開催中。
若者の熱量が戦争の波に飲まれて血と死の彼方へ散っていく戦争青春映画。戦争の悲しみ、生への渇望を幻想的かつ芸術的に描いていて楽しかった。鈴木清順監督の「ツィゴイネルワイ…
少し暗い気持ちになったけど、それも含めて素晴らしい!
クセが強すぎて、、大林宣彦ワールド全開
ミナさんとか、お姉さんも素敵だったけど、私は千歳さんが一番好き。常に負のオーラ纏ってる雰囲気が良い。門…
ピーターの演技の凄みが、大林作品特有のコラージュ映像よりも鮮烈に焼き付いている。
山崎紘菜と門脇麦は相変わらず良い、それはそりゃそうよ〜って思うけど、ピーターの下品さが突き抜けた孤高の雰囲気とか、…
情念
太平洋戦争前夜の唐津を舞台に、若者たちの恋愛と青春を描く。
大林宣彦監督の戦争三部作。「この空の花-長岡花火物語」「野のなななのか」に比べると、原作があるからかもしれないけれど、ストー…
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