久しぶりのシドニー・ルメット。
彼の作品はいつも、
風刺が効いていて尖っていて、
非常に面白い。
ある日突然ニュースの本番中に、
メインキャスターが自殺すると告白する。
もちろん世間は騒然とな…
このレビューはネタバレを含みます
時代が変わっても振り切っちゃうタイプの人間の欲は変わらないんでしょうね。煽られまくる人たち。そういうことへの皮肉なのかな?媒体が変わるだけ。当時はTV。
叫んでるシーンが多くて疲れました(笑)皆エネ…
「セルピコ」「オリエント急行殺人事件」「狼たちの午後」のシドニー・ルメット1976年監督作品。ウィリアム・ホールデン、フェイ・ダナウェイ、ピーター・フィンチ主演映画。
ハワードがキャスターを務める…
監督 シドニー・ルメット
あるニュースキャスターが
解雇を言い渡され2週間後に自殺すると
番組で発言することから始まる物語。
視聴率に取り憑かれたダイアナを演じた
フェイ・ダナウェイの熱演!
他…
TV局UBSの報道番組で長年キャスターを務めてきたハワード・ビールは、低視聴率を理由に降板させられることになった。親友である報道部責任者のマックスがそのことを伝えると、気を病んだハワードは生放送中に…
>>続きを読む痛烈なメディア、特にテレビ業界批判、「あんなものを信用するな!」という強い警告で貫かれていて面白い。視聴率さえ取れれば倫理観も塵のよう。
ハワード(ピーター・フィンチ)に、しっかりしろ!疑うんだ!…
シドニー・ルメット監督によるアメリカンニューシネマとしてもくくられることのある本作だが、この映画は所謂ニューシネマ的状況の一歩先を描いているところが興味深い。
典型的なニューシネマが無軌道な若者が体…