この作品が生まれて50年近くたっていてもテレビの本質は何ら変わっておらず、相変わらず視聴率に踊らされていると思うと、思わずため息が出る。
メチャクチャだなと思う娯楽性と、それぞれの立場での奮闘と人間…
十二人の怒れる男、質屋の名匠シドニールメットの作品観ない訳がない作品、ホールデンも歳には勝てないがダナウェイを相手にラブシーンいらんやろ?内容はイマイチ!何で視聴率ごときで殺されなくてはいけないのか…
>>続きを読む70年代とはフェイ・ダナウェイとジェーン・フォンダの時代だったともいえる。
フェイ・ダナウェイはメイク映えする容貌と演技力で美女の役をモノにしていた。私も彼女を美女と認識していたものだ。
が、のちに…
恐ろしい映画だと思った。
視聴率を取る為ならなんでもやる。
この時代から何も変わってない。
過激な事をやってアクセスを稼ごうとするYouTuberと一緒。
そして最後には殺人まで。
サラッ…
この時代はテレビがメインストリームで、今はSNSがその代わりを果たしていて、どの時代でもお金のために民衆を動かしているだけで、そこに真実なんてない。メディア側の人間が民衆を操っていくうちに自分たちも…
>>続きを読むシドニー・ルメットは「セルピコ」や「狼たちの午後」のような実話ベースの作品のイメージが強かったので、今作のような誇張された風刺劇は個人的に新鮮に感じた
消費社会批判を『お前らいい加減気付けよ』的な言…
19世紀出身者しかいない20世紀初頭に、共産主義に対する人々の意識が純粋で無邪気だったのと同じように、ミルトン・フリードマンがノーベル賞を受賞した70年代には新自由主義に対する人々の意識もまた純粋で…
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