スマホばかりいじっているあなたの家の現代っ子に見せたい映画No.1。
スマホがないテレビ時代の映画にも関わらず、50年経った今でも通用する金言の宝庫。硬派なルメットの慧眼は、硬派なギーゼキングのモー…
午前十時の映画祭にて。
予言的とも思ったし、今も昔もずっと変わってないだけなのではとも思った。
とにかくみんな喚き散らして演説する。不当を主張して怒りを煽るやり口は今のSNSそのもので面白いほど今…
このレビューはネタバレを含みます
昔、この映画を観た後、友人と議論したことがありました。つまりは「主人公のニュースキャスターはヒーローなのか否か」ということで、私は「間違いなくヒーローである。」と主張、友人は「主人公は利用されただけ…
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シドニー・ルメット監督
出演者:
フェイ・ダナウェイ
ウィリアム・ホールデン
ピーター・フィンチ
ロバート・デュバル
初めて鑑賞。
ニュースキャスターが生放送中にキレる映画と聞いていて、ずっと気…
町山智浩氏の解説付き上映でした。
でも町山氏の解説は、かなり物足りなく不満だった。
普段の彼は、的確に日本社会を批判しているんだけど、そんな彼ならではの、本作品と現在の日本社会とをリンクさせた解説…
シドニー・ルメットは、好き嫌いではなく、70年代に洋画を見始めた僕にとっては、毎年のように撮っていて当たり前の存在だった。
『怒れる十二人の男』『セルピコ』『狼たちの午後』のような社会派から『オリ…
近未来の犯罪を描いたのが攻殻機動隊やマイノリティリポートなら、近未来の報道を描いたのが本作ネットワーク。
攻殻がその1ページ目に企業国家(ディストピア)になる前の世界であると前置きしているが、本作…
劇場で鑑賞
時代を先取りしまくった映画
現実の風刺としてあまりにもよく出来すぎていて目が離せない。
私は怒っている!もう我慢ならん!って叫びたい。が、それすらも容赦なく消費される。
報道をエンタ…
午前10時の映画祭にて鑑賞。
視聴率に踊らされるテレビ業界の人々を描いた社会派作品。
数字欲しさに暴走を極めるメディアへの痛烈な風刺は、公開当時だけに通じるものではない。
作劇上室内での会話劇が…
午前十時の映画祭、シドニー・ルメット監督作「ネットワーク」
ニュースキャスター役のピーター・フィンチがアカデミー賞ノミネート後に急死したのもあり、主演男優賞ピーター・フィンチを始め、主演女優賞フェ…