痛烈なメディア、特にテレビ業界批判、「あんなものを信用するな!」という強い警告で貫かれていて面白い。視聴率さえ取れれば倫理観も塵のよう。
ハワード(ピーター・フィンチ)に、しっかりしろ!疑うんだ!…
このレビューはネタバレを含みます
自殺予告したキャスターに振り回される、テレビ局を描いた作品。
解雇を言い渡されたキャスターが、ヤケになって生放送中に自殺を予告。
しかし、これが思いの外、反響となって、テレビ局も彼を利用する事を決…
シドニー・ルメット監督によるアメリカンニューシネマとしてもくくられることのある本作だが、この映画は所謂ニューシネマ的状況の一歩先を描いているところが興味深い。
典型的なニューシネマが無軌道な若者が体…
「来週の火曜日、私はカメラの前で自殺します。視聴率は50%になるでしょう」
生放送でのハワードの発言から始まる、テレビ業界を風刺的に映した映画。
すごい面白くて、すごく恐いブラックコメディ。
テレ…
このレビューはネタバレを含みます
アメリカンニューシネマが衰退期に入った時期の映画とはいえ、現代にも残るような凄みがある。
この映画におけるテレビをYouTubeやSNSに置き換えて考えると、過去も現代もほとんど変わらないことを実…
この作品自体が現代にも通じる預言になっていると思った。
テレビが全てなんだというのは現代で言えばSNSに全ての真実があるという思い込みに悪化してる気がする。
おかしい世の中に怒りの声をあげようと…
おもしろい
あまりに酷すぎる
テレビショーで司会者を長年務めてきた男が解雇を言い渡される。絶望した彼は番組中に翌週の放送で自殺する、と過激なことを言い出し社内はてんやわんや。彼の旧友であり解雇を伝…