1976年公開
監督:シドニー・ルメット
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ある不人気番組のキャスター更迭から始まる、視聴率をめぐるテレビ局の暴走のお話。
当事者不在という状況がどうやって巻き起こるかという御話。鬱を発症…
久しぶりのシドニー・ルメット。
彼の作品はいつも、
風刺が効いていて尖っていて、
非常に面白い。
ある日突然ニュースの本番中に、
メインキャスターが自殺すると告白する。
もちろん世間は騒然とな…
このレビューはネタバレを含みます
時代が変わっても振り切っちゃうタイプの人間の欲は変わらないんでしょうね。煽られまくる人たち。そういうことへの皮肉なのかな?媒体が変わるだけ。当時はTV。
叫んでるシーンが多くて疲れました(笑)皆エネ…
「俺はとんでもなく怒っている もうこれ以上耐えられない 'I’m as mad as hell and I’m not gonna take this anymore!'」
現代資本主義のただなかに…
テレビには多くの人に虚構を信じ込ませる力があり、ちょっとした数字の上下に大金が絡んでくる。この話の現実的にありそうな話から行き着く所まで行ってしまうエスカレートしていく過程が面白かった。ハワードが視…
>>続きを読むルメットの生真面目さが如何なく発揮された作品。コメディ要素もあるのだが、社会派としての手堅い作り。パンクアティチュードなメッセージが最も簡単に取り入れられたりするのも、カウンターカルチャーが資本主義…
>>続きを読む「セルピコ」「オリエント急行殺人事件」「狼たちの午後」のシドニー・ルメット1976年監督作品。ウィリアム・ホールデン、フェイ・ダナウェイ、ピーター・フィンチ主演映画。
ハワードがキャスターを務める…
監督 シドニー・ルメット
あるニュースキャスターが
解雇を言い渡され2週間後に自殺すると
番組で発言することから始まる物語。
視聴率に取り憑かれたダイアナを演じた
フェイ・ダナウェイの熱演!
他…
TV局UBSの報道番組で長年キャスターを務めてきたハワード・ビールは、低視聴率を理由に降板させられることになった。親友である報道部責任者のマックスがそのことを伝えると、気を病んだハワードは生放送中に…
>>続きを読む痛烈なメディア、特にテレビ業界批判、「あんなものを信用するな!」という強い警告で貫かれていて面白い。視聴率さえ取れれば倫理観も塵のよう。
ハワード(ピーター・フィンチ)に、しっかりしろ!疑うんだ!…