数年前の山形ドキュメンタリー国際映画祭にて、観てからしばらく動けなくなった怪作
殺人という行為を、栄光として語る彼らが自ら殺人者と被害者を演じることで映画化するなかで、自身の罪に気づいていくという…
プロバガンダを作るのは権力者で、実現に向かって動くのは市民だ。人がやりたくない仕事はどんどん下層に流されていく。
やりたくない仕事をしている人たちは、自分の仕事は意義のあることだと洗脳されて粛々と…
ある行動を起こした人間たちが、その後どのようにその行為に蓋をしたり向き合ったりしてきたかが分かる実験的な映画
何かを無かったことにするということが、生きている人間にとっていかに難しいか、よく肝に命…
妻と京都シネマにて「アクト・オブ・キリング」を見に行きました。予告編は以前見ていたので、それなりに覚悟はしていたのですが、相当後味の悪い映画でした。はっきり言って、「悪趣味」と言っても良いかもしれま…
>>続きを読むネトフリで観たので2時間45分の長尺版。
ある意味で自分観た映画の中で最も残酷で倫理観がどっかに行ってしまった映画でした。
どんなフィクション映画よりも残酷で理解できない台詞のオンパレード。
いく…
このレビューはネタバレを含みます
やっと!見切った!いや〜〜長かった〜〜!!
ラスト15分のための前振りの2時間半のような気がして。
いいドキュメンタリーでしたけどもね。
なんだろな〜、なんか難しいけどさ、こういうの描くの、けどなん…
インドネシアで1965年から始まった共産主義者撲滅運動とは名ばかりの大虐殺運動の記憶を加害者たちに再現映画として撮らせる様子を映したドキュメンタリー。
残虐な悲劇をいとも簡単に笑みを浮かべながら再現…
自由がない国。
印象的なのは加害者は殺しを“美化”していること。カメラに語るときは「しょうがなかった」とか「国から言われた」とか言い訳をするわけですけど、映画を観て殺し方を真似たとか中身を話してい…