鑑賞後はいったい何を見せられたんだろうという感覚があったけどそれと同時に絶対に凄いものを見たという手応えを思うぐらいに新鮮な作風というか全く古臭さを感じない前衛さ満載の作品だった。タイトルにもある通…
>>続きを読む#欲望 #BlowUp
AssoulineのTHE LATHER BOOKという本でこの作品を知りました
反抗や闘争 不良の特権であった黒いレザージャケット それをファッション界が盗用し 女性…
視覚=真実という直感を外し、「社会的・意味としての現実」は“合意”によって立ち上がるということを画と音で身体に刻むヤバい映画。こういうブッ飛ぶ作品にたまに出会えるから映画鑑賞がやめられないのだとつく…
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このレビューはネタバレを含みます
人気カメラマンの男が公園で逢引きする男女を盗撮すると、その写真にはなんだか気になる物が写り込んでいた…という話。
20代の頃、近所のレンタルショップのガラス窓にこの"BLOW UP"のポスターがデ…
「世間には闘牛士も政治家もいる。俺は写真家なんだ」
ファッション誌でカリスマ的人気を誇る若いフォトグラファーが、森のなかを散策中に、初老の男と若い女が抱き合っているのを目撃し、手持ちカメラで盗撮す…
本作をはじめて鑑賞した時は高尚な芸術作品なのかなぁとも思ったりもしたのだが、今回あらためて見直してみると、ポップカルチャーに対する巨匠アントニオーニの批判的な眼差しを感じたのである。坂元裕二は本作と…
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すごく好き。
最初のシーン 主人公は現実では低賃金の労働者でこれは彼の妄想で、、ていう感じかと思ったけど、労働者を撮影した写真を仕事仲間?に見せているシーンを見ると本当に写真家かも
労働者の白昼夢だ…
ずっと曖昧なままストーリーが進行するが、最終的におかしいのは世界の方だったのだ。
不条理という前触れからカミュやカフカなどの文学を連想してしまうが、それにやはり相通ずるものを感じる。
自分だけ何もわ…