アントニオーニは、画面に映り込む全ての物に対して拘りを持って作っているのが見て取れるほど、圧倒的に構図のプロフェッショナルである事がよくわかる作品で、都度都度惚れ惚れしてしまった
抽象的な表現が多…
blow-up:拡大する
ハービーハンコックのサントラを聴きたいがためにみたけど、映画自体の完成度と映像のクールさがかなり好み
写真とはリアルを映すものなのかどうか
音楽にノってはいけないし、目を開…
このレビューはネタバレを含みます
「5歳の人間だ 最初は混とんとしていて やがて形をなしてくる」
カメラがここまで自由な身体感覚を持つ映像を生み出すとは。公園内の男女を盗み撮り。
モデルの背景(紫)をクシャクシャにする。3人…
このレビューはネタバレを含みます
不条理作品を体験したのはサミュエル・ベケットの「ゴドーを待ちながら」以来でしたが、何にもならないところが癖になります。カメラワークのお陰もあり見やすいです。
ストーリーは確かに存在しますが、主人公の…
初アントニオーニ。
アントニオーニの中ではわかりやすい方らしいけど、わからん。
意味ありげにいろんな物が映るけど、その意味を捉えられない。
推理物かと思えばそんなことはなく、気づけば自己探求物に。
…
女は見つめられるほどに、男は見つめるほどに、それぞれの核心に宿る空虚さを知ることになる。それは、愛と呼ばれる濃密な希求性が内実(対象の対象性)を失い、何かを希求する力のみが取り残されることによって浮…
>>続きを読む途中までふんふんと思って観てたのに急に追いつけなくなった。
メモ程度に思ったことを、
序盤から、モデルにキスして、もだえろ!のシーン良過ぎ
これぞスウィンギングロンドンみたいな雰囲気可愛い
漠然と…
“What did you see at a park?”
“Nothing.”
映画が世界の再演としてモナドの表象なのだとすれば、無意識の微小表象は写真(視覚的無意識)なのである
Cf.ベンヤ…
アントニオーニ監督、全くの初めて。
フォトグラファーのトーマスは、売れっ子モデルの撮影。息抜きで公園を散歩中に大人のカップル、撮影した写真を引き伸ばすと死体がある。
写真を返せと言ってくる女性。
…