衝撃的な作品だった。手や足を切断するシーンや戦場のシーンなど、全体的にリアリティがあった。白黒でなかったら、全部みることはできなかったかもしれないと思うぐらいだった。全体としてクオリティの高い作品だ…
>>続きを読む実際の戦場を知ることはないが、これはリアルなのかもと思わせるのが日本の戦争。(軍医との物語以外)
死ぬのが当たり前で、コネや地位がなければ輸血さえされず最低限の処置として麻酔なしで手脚を切り落とす…
セットに小道具、欠損描写に至るまで、まずはそのホンモノ”らしさ”の徹底ぶりに舌を巻く。そんな血と土埃の中で、およそ幻想的なまでの若尾文子の美貌が素晴らしく映える。
いわゆる「戦争モノ」には定番の人間…
戦場での性を真正面から扱う知る限り唯一無二の作品。従軍看護婦、慰安婦の実態に迫りつつ人間の尊厳と狂気を浮き彫りにする。メロドラマとしての側面もあるが、恋愛もまた狂気と捉えるかどうかは見る者によるだろ…
>>続きを読むとても痛々しい映画です。戦争の恐ろしさを真っ正面から描いており、一応ラブストーリーですが、そんなことはさておきですよ。戦争によって異常な状況、そして状態で抱かざるを得ない性欲の恐ろしさは見てられませ…
>>続きを読む短文感想 76点
日中戦争時の医療現場における、従軍看護師の話。かなり重ための内容であり、これがもしカラーだったらさらに厳しいものになったかもしれません。戦争で負傷した兵士の両手や両足を切断しないと…
寝た男が全員死んでいくファム・ファタール若尾文子。
手足切断、銃弾摘出などかなりドギツい描写を容赦なく映し出す。
芦田伸介との濃厚なメロドラマ、体のぶつかり合いの末に軍服コスチュームプレイ。当然芦田…