芸術は引き算か。何を含めたくないか、と、それで空いた隙間を何で埋めるか、で、芸術は出来上がるか。
例えば、携帯電話。『憂鬱な楽園』とか『珈琲時光』でもちょっと思ったが、なんか物語の動きが携帯の通話で…
直近に鑑賞した「ポンヌフの恋人」との同様の愛のメカニズムがみられた。生活能力の剥奪による囲い込み。彼女の可能性を奪うことにより、2人という関係を維持する。ポンヌフでは彼女の視力が回復するという事実を…
>>続きを読む【00年前後の空気感は、これをもってエモいとしていた】
ストーリー:3.2
芸術性:3.9
演技・俳優:3.8
演出:3.3
感情の揺さぶり:3.3
2026年71本目。
2001年の空気感、質感…
久しぶりの台湾映画。
2001年の台北。ヴィッキー(スー・チー)は恋人のハオ(トゥアン・ジュンハオ)と同棲しているが、お互いに働きもせず荒れた生活にうんざりしていた。何度もハオと別れようとするヴ…
対象に寄れない、寄らせてくれない、スー・チーの生活を覗き見し、00年代の刹那的な生き物を観察し続けるキャメラの位置。夜に蠢く彼彼女、チンピラたちのセリフや会話はほとんど意味をなしていない。言葉は感情…
>>続きを読むヒモ男に束縛される女の話。
映画の冒頭からネオンと手持ちカメラによる美しい映像が印象的な本作。
「ウォン・カーウァイっぽい!」と思ってしまったのですが、撮影のリー・ピンビンは『花様年華』に参加して…