ヌーヴェルヴァーグ作品と聞いて観賞
アニエス・ヴァルダ作品は何か見たことあるかと思いきやこれが初観賞
美人だが歌唱力は並の人気歌手クレオは自分はガンではないかと病院での結果待ちまであと2時間。
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■癌の告知を受けるまでの不安な2時間〜🕛■
主人公クレオは、タロット占いでよからぬ未来を伝えられる。
その心を表すかのように、映画がカラーからモノクロの世界に変化〜
これから2時間、…
医者に検査結果を聞くまでの2時間、シンガーのクレオのふわふわした過ごし方。最初のタロット占いが優秀過ぎる。癌なのかもしれない恐怖、誰にでも起こりうる。私だったら病気の判定はうやむやのラストにするけど…
>>続きを読む診察結果を待つクレオの気持ちの揺れが5時から7時まで(正確には6時半まで)描かれる。占いで指摘されて不吉な予感でいっぱいのクレオ。買い物で気を奮い立たせようしてもうまくいかない。(でも彼女はどんな帽…
>>続きを読むパリの景色がとにかく美しい〜
5時から7時までの2時間の間のクレオとその周りで起こる出来事をほぼリアルタイムで追っていく
登場人物たちはいくつかの問いに対してそれぞれ独自の思想をもっている。
自…
女が女であることを、女としてどこまで描くことができるのか。
このことについて、様々な可能性と共に、どこか限界を感じさせるような作品でもあった。1962年という製作時期を織り込んだうえで、ここよりも…
この時代の白黒フィルムの特徴なのか、ガラスの見栄えが良かった。
喫茶店のシーンまでは面白かったけど、以降はデザインばかりが悪目立ちする長回しに耐えないチンタラした映像だった。役者の動きもつまらんかっ…