wikipediaで概要をさらってからみたのですが、一言で言えば非常に哲学テーマを扱っていて好きでした。まぁよくわかんなかったけど。
ヌーヴェルヴァーグの名優・監督がでる短編映画部分は純粋に良い、二…
『5時から7時までのクレオ』というタイトルですが、実際は午後5時から6時半までの約90分間、自身が癌ではないかと怯えるシャンソン歌手クレオと共に、1961年の初夏のパリを巡るランデブーです。
物語…
物語だけが秀逸な作品は記憶を失っていない限り一回見たらそれで事足りてしまうけど、この作品みたいに映像が優れた作品というのはその映像美を堪能したいがため何度も見たくなってしまうから嬉しくも困ってしまう…
>>続きを読むヌーヴェル・ヴァーグの2大作家で夫婦でもあるジャック・ドゥミとアニエス・ヴァルダの特集上映の本作をシネリーブルにて久しぶりの鑑賞。ポップス歌手のクレオは、自分は癌ではないかと疑っているのだが、その結…
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最初のタロットカードのシーン以降カラーからモノクロに変わって完全に希望を失うクレオ。
私も悪い方に悪い方に考えてしまうタイプの人間だから、それしか考えられなくなって落ち込んじゃうのもすごく分かる…
冒頭、タロット占いにまで病気の事を言い当てられて一気に灰色になる世界。
街の中を歩いてもついつい不吉な事を連想しがちになる気持ち分かる。
それでもやっぱり観てる方は、お洒落で楽しくてなんかごめーん。…
街を歩くお嬢さん。
誰もがつい目で追ってしまう
コケティッシュなお嬢さん。
しかしその内面は
死ぬかもしれないという不安でいっぱい。
緊張した面持ちでパリの街を彷徨する彼女が
ガーリーなアイコンか…
冒頭のカラーからモノクロへの移変りや、ミシェル・ルグランとの小粋なやりとりや、途中に出てくる短編映画、チャプターの区切りかた、タクシーやバスから見えるパリの風景、挙げたらきりがないのだけど目に移る映…
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