大道芸の音楽によって異化される、科学者が初めて人を殺めるシーン。その殺しの困難さをはじめ、戦争が人間に及ぼすトラウマが、スパイ活劇のなか色濃く描かれる。
大団円にしようと思えばできたはずの終盤が悲劇…
男女逆転『カサブランカ』的な。
「事実を基にした」類の映画で、OSSにスポットを浴びせているが、基本的にゲイリー・クーパー演じる物理学者が隠れたり逃げたりするだけなので地味な印象を受けた。室内シ…
フリッツ・ラング監督が、反ナチスをテーマに描いたスパイ映画。
物理学者を演じるゲイリー・クーパーが学者の雰囲気では……。
スパイ映画として観れば良いのかも知れない。
タイトルの「外套と短剣」とい…
「外套と短剣」とはOSSがそう呼ばれていたらしい。カッコいい。
スパイもの。ゲーリー・クーパーが科学者で、ナチスの元で原爆を作る研究をしているアメリカ人科学者?から情報を得ようとするみたいな話。行…
初シネマヴェーラ
ぼくの首を満足させる椅子はないが、いい環境だった。600円でみれるのも最高。
とてもウェルメイドな感じ、言葉で展開する点は、頭を使って疲れる。
けど、イタリアに入ってから引き込まれ…
ラングがアメリカの諜報機関OSSを描くスパイ映画。「外套と短剣」はスパイ・ミステリー物を指す。ラングは「円」だ!ゲーリー・クーパーの登場場面にでるリンゴ。中盤ではクーパーとリリー・パルマーが回転木馬…
>>続きを読むOSS(CIAの前身?)に雇われた物理学者がナチスの核爆弾開発を阻止すべくナチス側の物理学者に接触を試みる話。
めくるめく冒険譚としてとても面白い。
テンポもとても良い。
はじめに暗闇で歩哨が歩い…
良くも悪くもゲーリークーパー作品。
クープにそこまでやらせるか!と言った演出と、彼が出てるが故のかっこいい場面とが、気を使ってなのか半々くらいで、特に後者になるとテンポがゆったりしていた。
戦争…
とりあえず、ネコは何をしでかすか分からないからよく見張っておけ、という教訓が込もっている。しかしあんなに長身のゲイリー・クーパーを無理やりソファで寝かせられるような図太いオナゴは、確実に戦火を生きの…
>>続きを読む第二次世界大戦中のアメリカ諜報員により行われた工作活動を基にした話。主演はゲイリークーパー。対立するドイツが原爆開発するのを防ぐためにジェスパー(ゲイリークーパー)はスイスやイタリアに拉致された科学…
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