ロイヤル・スキャンダルの作品情報・感想・評価

「ロイヤル・スキャンダル」に投稿された感想・評価

「エルンスト・ルビッチ傑作選 DVD-BOX2」に収録されているわりには、ルビッチ製作とクレジットされているが、ルビッチ監督として撮り始めたものの撮影開始後に倒れてしまったルビッチの代役がオットー・プレミンジャーであった。
オットー・プレミンジャー監督が代役を務めて監督クレジットとなった映画であるが、楽しさや「粋」な部分が不足している気がする。

この映画の舞台はロシア。ロシア女帝周辺の人間模様を描いた映画。

女帝が権力をふるっていたが、そこに3日3晩馬に乗って馳せ参じたアレクセイなる若者に女帝が心動かされる。そして、どんどん昇進していく。
ただ、アレクセイには婚約者アンナが居て……

女帝、そしてアレクセイが、酒を呑み終わるとグラスを投げ捨てて割るのが印象的。


「エルンスト・ルビッチ DVD-BOX2」
ルビッチの禁断の楽園のリメイク。
ロシアの女帝エカテリーナ2世の女傑を描いた艶笑劇。台詞まわしが愉快で、直訳かもしれないけど字幕の言葉の選び方がよかった。映像的には棒立ち。宰相が有能苦労人ですき
途中で降板しプレミンジャーに代わったからかはわからんが微妙。台詞量に依存しすぎ。繰り返されるちゃぶ台返しや花瓶投げなどのアクションはあるが、切れが悪い。
侍女と女王の口論でお互いサバを読み合うとこは爆笑したが。
SN

SNの感想・評価

4.1
面白い、笑える、そして少しだけスカッとする映画。

ウィリアム・エイザの底抜けのバカさ加減とタイラー・バンクベッドの性豪っぷりがうまく噛み合った良作。ただ少しだけ冗長な感も否めないが。

山のように割られていくグラスと陶器の置物。そして星一徹も興ざめのロシアンちゃぶ台返し。ロシアを茶化しているのかと思えば、フランスも小馬鹿にする。
tjr

tjrの感想・評価

3.4
台詞の情報量多過ぎて洗練とは程遠いのと、下世話な話で押し通して欲しかった感ある。ルビッチぽくないと思ったらプレミンジャーとの共作なのか…
ただめちゃくちゃ威勢の良いちゃぶ台返しが観られる。次回鑑賞時には何回グラスが割られるか数えたい。majestyという単語も何度聞こえてきた事だろう。
2017.5.12@シネマヴェーラ渋谷
《ルビッチ・タッチII》

セリフ一つ一つにユーモアが含まれていて、永遠にクスクスと笑っていられる
buccimane

buccimaneの感想・評価

3.5
併映の『天使』でもロシアを小馬鹿にするセリフがあったけどこれとかホント怒られそうじゃないの。欧米から見てそういう位置づけだったのかロシアは。
結構自分で政治もバリバリやった人っぽいじゃない。
フランス大使にすぐポッとするオチ面白いから強調すればよかったのに。
hamada

hamadaの感想・評価

3.6
タルーラ・バンクヘッドの演技が良い。チャールズ・コバーンは相変わらず顔が面白くて最高。シグ・ルーマンは、ロシア人役がはまるね。名前長いギャグ、めちゃくちゃ好き
明君行状記を思い出してほっこり。それが良い形でスクリューボールコメディになったかなと。女帝と家来と宰相の関係がミソである。池田光政してる良き映画。