題名は「Cold War」だが、冷戦化という時代背景のせいだけではない、恐らくどの時代に生きていても、どうやっても引き裂かれそうで引き裂けない、互いに離れられず絡みついて破滅に向かっていくしかない男…
>>続きを読む個人的に初のポーランド映画だと思う。
この監督の映画も初めて観た。
特筆すべき点はフレームごとに計算された構図だと思う。これは写真的知見から観ると精密性の中に繊細で微妙で僅かなチグハグさが伺える。完…
1949年から1965年までの話
モノクロの映像で光り輝く
ズーラのブロンドが美しかった
少女と先生だったのに
スーツ姿が1番素敵だったな
髪を切って現れたズーラは
都会的で、ほんとに華があ…
ワルシャワの舞台音楽家と歌手の愛を描いた作品。冷戦下という時代背景に国を越えて愛し合った2人。お互い恋人や配偶者がいたとしてもそれは結局は2人のためだった。年代がテンポ良く進むためコンパクトにまとま…
>>続きを読むのっけから好きなタイプの映画。
民謡研究家でもあった町田嘉章さんのように自ら僻地へ赴いて土着の民謡を収集する様子に感動した。
やはりどこの国でも同じように感じて行動している人がいる。
寝付けない…
1960年代に製作されたかのような、モノクロのアナクロな映画です。
冷戦下。亡命する音楽家。ファム・ファタール(ってセリフがあります笑)。道具立てとしてはよくありそうな体制と恋愛の相克.....
音…
「イーダ」でアカデミー外国語映画賞、本作でカンヌ監督賞を受賞したパヴェウパヴリコフスキ作品。冷戦下のポーランドとパリで音楽を志す男女の物語。一切の無駄を省いたストーリーテリングと美しいモノクロのショ…
>>続きを読む【じぇれのレビュー】
2019/6/9
【研ぎ澄まされた純度の高い音楽映画】
冷戦下の許されぬ愛の軌跡を綴った叙情詩。
正直に言えば、設定・展開はありふれています。
しかし、この監督の凄いとこ…
冷戦下の状況の中、歌手志望の女性が音楽学校で出会った教師と恋に落ちるも、彼はパリへと亡命してしまい...というお話
展開が異様に早くてビビる。15年間の物語を90分に収めているからなのか展開がかな…