心がヒリヒリするドキュメンタリーだった。
私はファッションにはまるで疎い方で、昨今の奇抜なファッションショーを見てもこれは一体…となってしまう人間だったのですが、このドキュメンタリーを見てファッシ…
マルジェラと違い、自分の名前が売れてきたらお金欲しい病になっちゃったマックイーン。お母様のお葬式前日に薬物中毒で精神が弱まっていた彼は自殺。
あまり買うに至る服ではないけどショーに出てくる服は素敵…
♡2020年166本目♡
『情報というフィルターをかけないのよ』
40歳の若さで自ら命を絶った、天才ファッションデザイナーのマックイーン。
彼本人はもちろん、周りのスタッフ、仲間、たちがドキュメ…
「閃くのは最後の最後 いつも何かが降りてくる
兆しを いつも探してる」
スクリーンに響くのがマイケル・ナイマンなのは、ショーと同じでまぁ当然としても、使われる曲が曲なんで「マン・オン・ワイヤー」…
名前と要所要所のショーを少し知っていたくらいだったのだけど(それでもそのショー自体、すごく印象的だったのだけど)
彼の手腕と生涯をもう少し深く知ることができて、より一層作品や今引き継がれているブラン…
世界観爆発系デザイナー。
とんでもない闇ととんでもない才能が
合わさった時に、とんでもない魅力が
爆発して、そこに人々が群がり、
やがてその重さから再び闇に沈んでいく。
という天才的なドラマチックさ…
彼の登場はファッション界においての事件。大胆で挑戦的で芸術的。服作りへの情熱で頂点の成功を手にした彼が苛まれたもの。
孤独…。
あれだけの才能を持っていて、情熱を持っていて、富まで獲たのに孤独には勝…
「心の奥深くの闇から恐ろしいものを抜き出してランウェイに乗せるんだ」by アレキサンダー・マックイーン
はああ。
芸術家。表現者。凄まじい。
心身を削り、傷だらけになって、魂を込めて、命をすり…
なぜ彼に人々がついて行ったのか。アレキサンダー・マックイーンという男のかけらを見ることができる。
自分を表現するために、自分を理解するため、自分の考えをかたちにするため。彼はファッションを追い求め…
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