このレビューはネタバレを含みます
過剰な演出も目に付くが、真面目で孤独な男が思い詰める話は好きなので、大いに楽しめた。
ポールシュレイダー自身も語っているようだが、ベルイマンの「冬の光」そっくりなストーリーだった。身内の死をきっか…
とても難しかったので、私なりの解釈で。
最初のマイケルとの会話は、お互いがお互いの言う言葉を納得できないけど理解しているからこそ口論にならなかったし、このままでいいのか?と言う問いをお互いの心にもた…
2019年、半年が過ぎようとしてますが
恐らく今年に入って一番衝撃を受けた。
予告の段階で、そうなるだろうなという予感があったのだけど
やっぱりそうでした、概ね。
概ね、というのは、ラストが自分の…
なかなかしんどかった。
淡々とした演出と、イーサン・ホークの静かなモノローグ。宗教という自分の核となるもの。信じるものへの不信感がだんだんとわいていく様子、バランスが崩れていく姿はイーサン・ホークし…
これはもうひとつの『タクシードライバー』
2019 . 59 -『First Reformed』
名作『タクシードライバー』を生み出したポール・シュレイダー監督が50年の構想の末に完成させ…
172 2019/5/26 シネマート新宿
信仰は本来自由なのに、神父の立場では個人の信念や心情との矛盾に苦悩。
「ある少年の告白」の父親と少し重なった。
教会は神聖な祈りの場だけど、管理や維持には…
まず、美術が素晴らしかった。ミニマムで質素な家具や生活用品が哀愁を漂わせていた。ウイスキーとノートだけでかっこいいシーンを完成させていることが監督の技量を物語っている。夫婦の家のリビングでは、目の形…
>>続きを読むポール・シュレイダー監督作品という事で是非見たいと思っていたが、都内の上映も殆ど終了してしまった状態により鑑賞を諦めていた所、近所のシネコンで上映している事を知り鑑賞。
自分の信仰心とメガチャーチの…
© Ferrocyanide, Inc. 2017. All Rights Reserved