何か信仰する対象があった方が精神的には安定するだろうけど、自分が縋っていたものに対して疑問が生じた時の不安や苛立ちのぶつけどころが無く、最終的に自滅するくらいなら最初からなるべくフラットな状態でいた…
>>続きを読む命を絶たさせしまった罪悪感は悪くない。素晴らしい光を受ける資格はある
撮影の置いて行く感じはまるで神の視点とか思ってみると例え違ってても面白いかも。
チョイ役の俳優が主役級と対等に顔を映す場面が多い…
原題は主人公トラー牧師の属する教会の名前FirstReformed。牧師の祭服などでわかる人はわかるのだろうけどこの名前でプロテスタントということがわかるためのネーミングだろうか。
主演のイーサン…
このレビューはネタバレを含みます
環境保護団体の話が出て来てすぐ、あこれは政治的な…と思ったらほんとに予想通りだった。主人公がズブズブと宗教の公害問題における盲目的な点に疑問を持っていく程、持病の進行が早まるのは正直見ていてつらく…
>>続きを読むこのカット何なんだろう…と退屈な場面もあるのですが、全て見終わるとしみじみと退屈だと思った場面を思い出したりして、とても味わい深い映画。もう1回上映期間中に観たい。もう1回観たら退屈な場面はなくなっ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
牧師の身体が癌に侵されていくように、彼の頭の中は環境問題に少しずつ蝕まれていくわけだが、この脚本の巧みなところは、
彼の小さな教会と、環境問題の活動家のマイケルを通じて、福音派やコーポラティズム、…
こんなイーサン・ホークは初めて見た。彼にはまだまだスクリーンで見せていない表情がある。
宗教が果たすべき真の役割。聖職者のあるべき姿。
絶望と希望は紙一重。真剣に深淵を覗き続けるからこその揺らぎ…
冒頭より主人公の慎ましい生活が映像表現として描かれる。その緊張感ある物語展開は見事、クライマックスの暴走ぶりも名作「タクシードライバー」を彷彿させる。然るにラスト、その先が見たかった、描くべきだろう…
>>続きを読む宗教的で難解な上に、全体のトーンがあまりにも静かで眠気と戦いながらの鑑賞になってしまったためいまひとつ理解できなかった。ただイーサン・ホークの「タクシードライバー」のロバート・デ・ニーロを彷彿とさせ…
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