NO202117
世界の是枝監督がドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ、そしてイーサン・ホークといった欧米のスター俳優を擁して作った作品で、言葉が通じない中良く作ったと拍手を送ることからはじめたい。
…
キャストは豪華だけどちょっと苦手なタイプの映画だった。
母と娘の長年の確執がこんな短期間に解けるわけないじゃん…と思ってしまった。
劇中劇と現実を交互に繰り返して母と娘のコミュニケーションをやり直し…
企画書の表紙に葛飾北斎の「游亀」を使っていたことを知ったので、そういう話なのかと思いきや、開始5分でリアル亀さんが出てきてびっくりした。
てっきり性欲とカワバンガ以外のメタファーとして出てくるかと思…
「俺はこんなお母さん嫌‼️何も許せん‼️」に尽きるわけだが、まあ『怪物』を観たばかりだから同じ監督バイアスでそう感じるのかもしれないけどこの映画から感じることといえば「人は仮面をかぶって生きている」…
>>続きを読むしっかりとフランス映画、しっかりと是枝映画。Qu'est-ce que la vérité が私の最終着地すぎて己の未熟さを痛感する。映画に共感なんて要らんと思ってるし「世界観」の次に嫌いな言葉は「…
>>続きを読むストーリー :⑦
メッセージ性:⑧
演技、人物 :⑨
表現、世界観:⑨
のめり込み度:⑥
余韻 :⑦
是枝監督の『映画の生まれる場所で』という本を読んで知り観賞。
フランス映画も撮ってたんだ…
ふわっ…と心地いい映画。
カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュで映画を撮るなんて、今までのご褒美としか思えなかったし、
母娘問題は殺しあっても解決しない
根深いものだから、
男性の…
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