どうでもいい色恋沙汰の話。といって(同じくどうでもいい色恋沙汰が好きな)ホン・サンスみたいにカメラ=視線の異様な生々しい面白さがあるわけでもなく、白黒である意味がまず無いし、音楽も卒業式のスライドシ…
>>続きを読むこんな感情をあらわにする人間、特に女性を撮る監督でしたっけ? というのが、見始めてすぐ思ったこと。時々説明的に入る感傷的なピアノ曲やナレーションにもちょっと違和感…。
でもまあ見終えてみれば、そこ…
一人の男と二人の女。一途な女と衝動的な女。単純な三角関係ではない。
…と、ここまでは良かったのだけど、男が今ひとつ魅力的ではないせいか、ああそう、まあそういうこともあるよね、という感じで終わってしま…
ガレル新作、前作以上にますますホン・サンス。ホン・サンス映画を見て(おそらく『教授とわたし、そして映画』あたり)撮ったとしか思えない。唐突に挟み込まれる状況説明なモノローグ、二人の女性の立場が入れ替…
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