■フィリップ・ガレル、キャリア終盤にして会心作。この人はフランス映画の申し子みたいな人だから、たいてい批評家・シネフィル好みの解釈をされがちだけど、実はいつも人と人との関係を描いている。今作はそれが…
>>続きを読む前半、ルイーズ・シュヴィヨットを撮るカメラがもうホン・サンス作品でのキム・ミニを見るかのような、視姦一歩手前の危うさを伴うセクシャルなショットの連続に惚れる。そばかすだらけのほぼノーメイクの女優にあ…
>>続きを読む曲がり角の先で立ったまま向かい合ってしてる。思い切り泣く。起こさないように着直してそっと扉を閉める。窓枠に両足で乗って喚き乱す。ベッドに胡座で壁に寄りかかり筆を走らせ。最大限軽装になってから布団に入…
>>続きを読むガレルやっぱおもろいなと思ったと同時に恋愛経験多いのかなガレルとなった、恋愛の本質なんて一生わからないけど誰しも歳をとったら削ぎ落とされたシンプルな生き方しかできなくなってくる、だからこそ三角関係の…
>>続きを読む過去鑑賞
「恐怖の報酬」のあと続けて鑑賞。こちらはお客さんたった5人…。
雰囲気は70年代、物語はしっかり現代なイメージ。
妙な3人の生活。2:1になる組み合わせがその時々の状況で変わる。女ふ…
虚ろな目のピントの定まり切らないクローズアップ、唐突に始まるピアノのメロディ。アリアンヌが馴れ初めを語る話し方が素敵。
映画の中とはいえ狭い人間関係の中に恋愛というかもはや肉体関係が押し込まれてて…
「恐怖の報酬」のあと続けて鑑賞。こちらはお客さんたった5人…。
雰囲気は70年代、物語はしっかり現代なイメージ。
妙な3人の生活。2:1になる組み合わせがその時々の状況で変わる。女ふたりはまるで…
エモエモい...
女はめんどくさいし男は赤ちゃんなんだけどそれで世界は平和的なんだよ。男からしたら女はたぶん宇宙人みたいなもんだ、逆も然りで男と女なんて根本的に分かり合えないけどでもいいんだよ。
…
「パリ、恋人たちの影」は、記憶に新しいので、まぁあんな男と女のくっついたり離れたり喧嘩したり愛し合ったり罵ったりのめんどくさくてフランス人な映画でしょうねという、私の期待値からしたら、100倍くらい…
>>続きを読むこりゃたまらん…。
鑑賞中、なんだか居心地良すぎてメロメロにされてしまった…。
『現代の監督が撮るモノクロ映画は良作が多すぎる説』、私の中でさらに確信的なものになった。
ラブホ街のド真ん中にある映…
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