塚本晋也は人と人ならざるものとの境目を撮りつづける作家だ。
人がモノに変わる瞬間を撮り続ける作家だ。
それは、人の体から手足がちぎれる瞬間であり、内臓が飛び出て血しぶきの上がる瞬間だ。
そして、血が…
刀鍛冶の魂が打ち込まれた刀で人を斬る、あるいは斬りたいと思う衝動はきわめて性的なものに近い、と思う。
マスターベーションでしか己の欲を放出できないチェリーボーイ池松くんに対し、塚本晋也は手練手管知り…
江戸時代末期、一人の浪人と関わる人々の、生と死に迫る衝撃作。
役者陣の圧倒的な存在感と、タイトルが出る時のかっこよさ、刀の音や音楽の素晴しさ、エンドロールで鳥肌が立つ凄い作品でした。
舞台挨拶も楽し…
塚本晋也の映画はハマるときとハマらないときがあるんだけど、今回は後者かな。やっぱり塚本作品特有の死の匂いや人間が無機物になる瞬間を捉えた殺陣シーンとか素晴らしいんだけど、今まで以上に状況説明になって…
>>続きを読む見えない何かが若者たちを突き動かし、「時が来た」と戦に駆り出させる。
ふと負の連鎖に疑問を感じてしまうと、殺さなければいけない理由など見つからず、ただひたすらに苦しい。
また、直接刀を交えずとも無意…
新感覚の時代劇だった
男と女と自然
哲学的だった
刀を抜くこと人に向けること
やったらやり返される事
今の人はきっと抜けないし
気が狂うだろうね
今これを出したい意味が分かる
面白かった
電気がな…
このレビューはネタバレを含みます
とても迫力があって、美しい殺陣のシーンで熱量がすごかった。
本当に迫力というか息をのむシーンの連続で、
杢之進が
人を斬れるようになりたい
とあのシーンの池松くん身震いした。
ゆうの家族や杢之進…
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