武士として生まれながら人を斬ることができず苦悩する若い浪人、都築は村の仕事を手伝いながら、時に百姓の少年に剣を教えながら、穏やかに暮らしていた。
しかし、ある日村の近くで果たし合いがあり、これから…
主人公の津築杢之進。運動会が苦手で運動会当日に本能的に急熱を出すタイプの子。でしょう、きっと。凄くクールで大人っぽいキャラかと思っていたけど違った。好きな子をチラチラ盗み見したり、小学生みたいに意地…
>>続きを読む理由
敵討ちと言えど、命をかけることに意味はあるのか。
「動機」はいつ何時も自分勝手。
自衛だとしても、誰かのためだとしてもそれは“正”なのか問われている。
終始薄暗い映像。音に集中し、目を凝らす…
戦のない江戸の末期に生きただけあって人を斬ったことがない浪人の葛藤を描いている。 杢之進が死ぬかもしれない戦に行くことは反対するが、悪名高い浪人集団がやってきて自分の弟がボコボコにされたら浪人集団を…
>>続きを読む初・塚本晋也映画。
『悪夢探偵』シリーズや『鉄男』シリーズ、『野火』といった作品名は知っていた。けど鑑賞は初めてだった。
…観れて良かった。
刀が発する金属音で既に傑作認定だった(別に刀に詳し…
『散り椿』の格闘を交えた殺陣に圧倒されていたので、本作の殺陣にはそこまで期待してませんでした。
ですが、なんでも見えればいいとうものではなく、見せない殺陣が、かえって剣豪ぶりを効果的に語っていました…
今年45作目「斬、」鑑賞。
塚本晋也監督の時代劇。
とにかく低予算。低予算の為か時代劇なのに時代感を感じません。。。そんなに塚本晋也にお金を出す人は少ないんでしょうか???
まず、演技…
塚本晋也監督作品らしい作り方でした。
アップを多用して、手持ちカメラで揺れる感じ、そして石川忠さんの最後の音楽、今まで観た、時代劇とまるで違います。
「野火」をこの時代に当てはめた感じ。
異様な感じ…
KAIJYU THEATER