間違いを犯し、後悔に苛まれたとしても1日1日をなんとか生きようとする。これは『素晴らしき哉、人生!』やチャップリンとはまた異ったアプローチの人間賛歌。
結構観るの辛い。映画を通して語られるのは同情を…
【目を背けてはいけない、障害と性のタブーに迫った問題作】
この映画観たら絶対ブルーになる。
そう分かっていても観たい映画がある。
本作はその一つであった。
確かに要所々々で目を背けたくなるような…
『万引き家族』を観て「日本の恥部を海外に知らしめる様な作品を許してはいけない」と憤った市会議員がいたらしいが、その市会議員が本作を観たら怒りのあまり卒倒するに違いない。本作で語られるのは身障者の兄が…
>>続きを読むもっと、ヤクザやチンピラに絡まれて骨の髄までしゃぶられる酷い話かと思っていたが、この兄妹はデリヘルの仕事を楽しんでいるように見えた。
生活弱者が苦悩するという設定はいいが、もう少し練り込んだ脚本を…
公開初日に鑑賞。結論から言うと傑作でした。日本でこんな韓国映画みたいな作品が違和感なく文句なしに観れる時代。日本社会の格差が露呈しているように感じた。内容は過激ながらも、緻密な脚本にカメラワークの寄…
>>続きを読む自閉症の妹に売春させて生活費を稼ぐ兄…内容的にも、兄が松浦祐也というキャスティングにも、不安要素満載の作品だったのだけど、 思いのほか笑える場面多めだし、歪な中にも兄妹愛が感じられたせいか、彼らに対…
>>続きを読む地方都市、障害者、自閉症、貧困、性&生。いろんなアプローチで いろんな問題が詰め込まれてるけど。光だとか希望だとかは残念ながら皆無…といっていいのかな。
生きていくためには いろんなものを捨てる、…
今日の夕刊で初めて知り、会社帰りに観賞。
面白い訳でも感動する訳でもなく、ただ
90分という時間以上に内容の詰まった、
印象に残る作品だった。
健康で、仕事があって、普通にご飯が食べ
られる事が、と…
初日舞台挨拶@イオンシネマ板橋
松浦祐也・和田光沙・片山慎三監督。
ポン・ジュノ、山下敦弘監督作品などの助監督を務めた片山監督の初監督作品。
自主制作。制作費も監督の自腹。
2年間掛けてのべ20日の…
@新宿バルト9
この題材を撮ったことに拍手。
自閉症の妹に売春をさせる兄。社会の隅で生きる2人の兄妹。
2人の演技がすごく良くて、重い題材の割には笑えるシーンもあり、観やすい印象。
底辺に落ちてこ…
(C)SHINZO KATAYAMA