3年前のときは感想纏まらなかったので今回合わせて書いておこう。
自分はこの物語がとても近く感じていて、
と言うのは、高校までちょうどすずさんの実家のある半径1kmが生活圏だったから。
物語で海苔…
人々の日常を柔らかく描いてる作品だなあとつくづく…
好きな人と過ごしたり、家族で団欒したり、友達と笑いあう今と形式は違えど大して変わらない世界。
それを、いとも簡単に引き裂く戦争という恐怖。
それ…
アナザーストーリー的な内容かと思ったら、どちらかというと、増補版的な内容。なので、大筋は一緒、描写が深くなった感じ(けっこう端折ってた感もあり)。それでもやはりめちゃめちゃ琴線に触れてくるわけですよ…
>>続きを読む戦争が日常に溶け込んでいる感覚が生々しく、味わったことのない感覚だった!
何度も食卓の場面が出てきて、当時の暮らしぶりや、家族同士の関係、戦争と家族の関係がよくわかるように描かれていた。すずさんが日…
遊郭で亡くなってしまうテルちゃんの姿が描かれたことで、戦争と直接的に関係なく人が死んでいくことの実感が強まった。そのことにより戦争の悲劇が相対化されて、すずや周りの人々がなぜ戦争状態をまるで受け入れ…
>>続きを読む今から74年前、
忘れられない太陽が堕ちた。
あの事件をアニメーションにしたスタッフの方々には、素晴らしいという言葉しかない。
前半は平穏な日々が描かれるが、
後半一気に地獄に変わる。
当たり…
今作は、『この世界の片隅に』の補完版というには大胆にカットしている箇所もあり(特にすずの幼少期の話 ただの追加した作品ではない別の印象も受けた。
さらにいくつもの、のエピソードはリンとの数奇な縁の…
前回2016年に公開された作品(129分)に、あらたに40分シーンを追加した今作(169分)。
これだけ追加されると新作と変わらなく、随分作品の印象が変わった。泣く泣く切った部分を盛り込んだ感じな…
前作より、もっと物語的要素が増していた
特に恋愛模様が👫
兵隊に取られることで、二度と会えなくなるかもしれない人ができる時代
誰が大切なのかをすぐさま選ばされることも、とても酷だと思った
男女どちら…
(C)2018こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会