嫌な映像が沢山流れる。戦争とか、戦争に陥った国に生きるのが嫌だな、と思う映像が。
戦時下の日常で楽しそうにしている奴にヤンキー性を感じて「ああなったら僕の居場所はあるまいな。おお嫌だ嫌だ」と思い続け…
2018年のカンヌに出品された作品だ。
長尺で、私の感覚では無駄なカットやシーンもたくさんあったけど、2018年にこの映画を観ていたら今回のロシアによるウクライナ侵攻をまた別な視点・観点で見ることが…
2014年ウクライナ東部のドンバス地方におけるロシアとウクライナの戦争。その裏側で様々な立場の人間が繰り広げる出来事をオムニバス形式で描いた物語。
今もなお解決の兆しが見えないロシア・ウクライナ問…
ただただ虚しい後味が残る映画。
クライシスアクターという職業自体の滑稽さがどんどん笑えない方向に向かい、「ここでは種明かしはされていないけれど、このおばちゃんもひょっとして俳優?」とか疑いはじめてか…
このレビューはネタバレを含みます
ロシア、ウクライナ戦争を予言していたかのような作品。
事実上の内戦状態と化していたドンバスを舞台にしたドキュメンタリータッチのオムニバス作品だ。
2014年、ロシアがクリミア半島を実効支配した際に…
ウクライナ侵攻の序章とも位置づけられるドンバス戦争。もう何から何までデタラメな自作自演!これが実話だっつうから笑うにも笑えない(でも笑うしかない)嘘だらけの戦争。フェイクニュースとはこうして作られる…
>>続きを読むロズニツァ監督のフィクション作品。といっても、ドンバス内戦にかかる事実を基にしている。
新鮮な構成、撮り方。その中で、懲罰人員を町の中で晒し者にする胸クソなシーンは、とりわけ重たく観る者を絶望させる…
これは予習が必要だった…
今もなお続くロシアによるウクライナ侵攻の背景をもっと知りたいと思って観たらそれ以前の問題でした。。
何が何だか全くわからないまま最初のフェイクニュースと最悪のラストが繋が…