中里介山の未完の長編小説を内田吐夢監督が映画化した「大菩薩峠」三部作の第二作。(1958)
紀州竜神の池近く、両目を失明した机龍之介(片岡千恵蔵)は、自分が手にかけたお浜(長谷川裕見子)に生き写し…
目を悪くしてからなんか丸くなってた主人公がちゃんと気持ちよく復讐できるダークヒーローに戻ってた、よく考えると最初のおじいさん斬り殺したとこ以外あんまりダークヒーロー感ない。前回酷い殺陣だったけど結構…
>>続きを読むナレーション導入ありがとう&ムク投入ありがとう、ムクーーー!かわいーなー!二部ラスト最高すぎませんか?カッコいい。あのくるっと廻る道のシーンもカッコいい。お玉ちゃんの歌もカッコいい。初めての血もカッ…
>>続きを読む盲目になりつつも、木暮実千代演じるシンママとの出会いなどあり、第一部より多少は人間味が出てきた机竜之助だが、悪党・山形勲と邂逅したことで元の木阿弥に。
槍で敵の喉笛をぶっ刺し、「頼まれて人を斬ったこ…
このレビューはネタバレを含みます
2022.33 *120
作風?
・机とそれを追う兵馬のロードムービー
・おたまの三味線シーンは定点からたっぷり長尺
・景色のロングショットもたっぷりと。これが映画全体のリズム?
・逃亡中の旅人と…
以前、第一部を観たときに「もうこれでお腹いっぱい。第二部はいいや」と思っていたはずなのに、いつの間にか片岡千恵蔵の机竜之介が頭にこびりついて離れなくなっており、気になって第二部を観てしまった。たまら…
>>続きを読む前作より机竜之助の暗黒さは減ったものの(目が見えなくなったから仕方ないか)、それでもやはり血に誘われて女を泣かせる片岡千恵蔵のロウボイスは痺れる。それに翻弄されるまわりの人物も増える中で、東海道をつ…
>>続きを読むすごく良かった。オープニングの口論のシーンで、狭い場所にいると思ったら、写ってない部分のセットがすごく大きくて、人物もカメラもどんどん移動していくのに、度肝を抜かれた。
全体的にカメラワークが多く…