このレビューはネタバレを含みます
『慶州 ヒョンとユニ』を超えてきた。
パクヘイル、ムンソリを主軸としながらもその後見慣れた役者がポロポロと出し惜しみないサプライズで"にやけ"が止まらなかった。
シーンの切り取りの画角が良すぎる…
他のチャン・リュル作品では謎な部分も引っ掛かりなく受け入れることができたが、本作ではそれが難しく感じた。特に前半部で。
けれど、この1カット観れただけでも良かったと思えるカットの応酬でやっぱり観て…
日本の統治時代…
朝日毎日系の太平洋戦史観を吸収した身にはざわつく響きだが、韓国の群山にその名残が濃くあるらしい。そういうややこしい所で映画を撮るところにチャンリュルの秘めた闘志を感じるのだ。
ソダ…
無限の可能性がある映画の中、決められた構図(でも時間は飛び飛びで、原因と結果が入れ替わってしまっているのがおもしろい。ときどきカメラが動くシーンが入ってくるのもドキドキする)で、自分じゃどうにもでき…
>>続きを読むまた新しい好きな監督が増えた。ざっくり前半が郡山出来事、後半は郡山に往く きっかけ。
青年が尊敬するのが、朝鮮族で日本で獄死した、空と風と星の詩人・ユン・ドンジュ。「序詩」が出てくる。
主人公は…
『群山』『福岡』『柳川』、福岡三部作と名付けられてるのは配給側の都合なのか?
それならそれでなんでこの公開順なのか?
観る側にとっては非常に都合が悪いこの公開順になってしまったわけで、やはりこの『群…
この監督は俳優にアカペラで歌わせることにこだわりがあるのかしら?
女性が仏像の前でヨガ?のポーズを繰り返すシーンは懺悔してるようにも見える
「小説」という店名の店が出ててくるけど、『あなたの顔の…
韓国で活動する中国出身のチャン・リュル(張律)監督作。
韓国映画評論家協会賞: 最優秀作品賞
日本の統治時代には日本へ米を輸出する港として栄え、現在でも日本家屋が至る所に残っているという群山(クン…