元禄忠臣蔵 後篇の作品情報・感想・評価・動画配信

『元禄忠臣蔵 後篇』に投稿された感想・評価

 吉良邸の赤穂浪士の討ち入りの場面では、本来ストーリーのクライマックスを形作るであろう討ち入りが、内蔵助が別れを告げた、今は亡き内匠頭の正室瑤泉院の傍で、そのお付きの戸田局(梅村蓉子)が、本懐を遂げ…

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Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0

〖1940年代映画:歌舞伎実写映画化:時代劇:松竹〗
1942年製作で、青山青果の新歌舞伎派の演目を実写映画化の時代劇の後編らしい⁉️
後編では、討ち入り後もしっかり描かれた作品でした。

2024…

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mam

mamの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

あらすじ見てなかったらついてけなかったかも。討ち入りシーンないのも斬新。

能の舞台とか、すごい贅沢な気分になる雅なひととき。雪がはらりとして寒椿があらわれる情緒にもため息...。

2024-16

溝口健二監督『元禄忠臣蔵 後篇』(1942)

前篇の"記録"とは異なる"ドラマ"。

「死」を粛々とおこなう。

自ら終わりを選択していくことでおさめようとする武士道に取り残された、悲嘆の声。

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Tomy

Tomyの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

粛々と切腹が執り行われるラストが印象的。実際にこんな感じだったのだろうか。

「死」が身近にあった時代に、役者が演じる「死」に対する態度・振る舞い。

もう撮れないシャシンだと思う。
nofm

nofmの感想・評価

3.0
前篇と同じく。

こだわりの構図やワンシーンワンカット手法、壮大で気合の入ったセットが見どころ。南部坂雪の別れのシーンの雪が綺麗だったなぁ。

義士伝の知識がない人には、言葉遣いや音の悪さもあいまって、何が何だかわか…

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毱

毱の感想・評価

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切腹、殺戮は事後的に知らされる。生々しいところは映らない。

このレビューはネタバレを含みます

(前編、後編総合)忠臣蔵を溝口健二が描くとこうなる。多分、他の監督、例えば黒澤明が監督すれば全く違った映像表現になるのは必定。戦い描く事の不得手な溝口、女を描く事の不得手な黒澤。情報局提携の戦時作品…

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