久々に良い作品に出会いました。
ここまでキャストの素材が
しっかり引き出されてる作品を
邦画で見るのは何年ぶりだろう。。
『人間失格』の
本が読みたくなった。
キャストの感情に嘘が流れる作品が
…
このストーリーだと普通の映像作品にしたら、
クズだな!と思って終始、太宰治のことを睨んでみてしまいそうですが、
蜷川さんの世界観が加わることで、浮世離れした感じになり、
客観的に人間の弱さ、強さ、儚…
作品を作る人間は確かに人の心を知らなければならない、というのは分かりますが、ストーリーには全然魅力を感じられなかった。
というか、純粋にその価値観を理解できなかったです。
恋とか愛とかうまく言い分け…
このレビューはネタバレを含みます
荒々しい美しさを感じた。
太宰は、良いのか悪いのか。天才は確実に一筋ではない。沢山の女を誑かしたという部分はあれど、出した小説は評価される。評価されたからこそ彼が今こうやって映画で美化されている訳で…
「人間失格」製作委員会