このレビューはネタバレを含みます
何が凄いって
内閣調査室なんて、現実から余程離れた存在の
職業に肉付けを施して、尚且つ観客(こっち)にまで緊張感を与えつつ、杉原の視線に立って
感情移入させる事ができたという業だと思う。
藤井道人…
あるんだろうな…と思ってしまった。
そして、この映画のような事がこの国の中枢で起こっているのなら、民主主義なんてものは本当にお飾りだし、それはこのコロナ騒動のこの2年痛烈に感じてる事でもある。
仕…
正義とは何か、真実を伝えようとする新聞記者とそれを暴こうとする内閣情報調査室の話し。モリカケ問題と重なり、ヒントを得たのかなと思った。政府にせよ、企業にせよ、真実を隠し続け、得をする。といった悪循環…
>>続きを読むこちらも話題になってたが見にいけてなかった作品。
同じ記者ものでもペンタゴンペーパーズ何かよりももっとピリピリした感じ。
結構日本のあの事件と似てないかみたいなリンクさを感じるところ多々あり。
…
このレビューはネタバレを含みます
情報操作される時代。
正しい真実を流すのか
何も起きない平和をとるのか
2人の主人公の物語。
主人公たちの背景がしっかりと合った上で
2人はクロスして物語がすすむ
事件をきっかけにより2人のスピ…
この国の民主主義は形だけでいい
この台詞が耳に残る
安定した政権と平和な国家
いつしかそこに巣食うものができ、
暴くものは抹殺される怖さ
言論の自由に乗せて大衆の論点は
コントロールされている?
で…
3月の日本アカデミー賞授賞式で、最優秀主演女優賞を受賞した時のシムウンギョンの涙…もらい泣きしました💦
自分が取るって全然思ってなかったらしく、スピーチも用意してなくて、オロオロしながら、溢れ出る…
日本で政治を題材にした作品で相当にハードな制作であった事は想像に難くない。
作中のカメラワークには、視点の緊迫感を保たせ、新聞社側と政府側の人間としての葛藤、それが交わる時のうねり、その人間性を追求…
©2019『新聞記者』フィルムパートナーズ