ヨーゼフ・ボイスは挑発するの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 6ページ目

『ヨーゼフ・ボイスは挑発する』に投稿された感想・評価

Billy

Billyの感想・評価

3.5
何故だか、とても悲しくなった。

ボイスは常識人なのだと思う。

「芸術とは何ですか?」という軽率な
メディアの声が頭に残る。
“ヨーゼフ・ボイス”
人生そのものが
壮大なインスタレーション
Shun

Shunの感想・評価

3.4
「芸術は住居の飾りではなく、敵に対する武器だ」
「私はこの腐りきったシステムの飾りになるつもりはない」

人間が飯を食うときに、肉片としてでなく、動物として認識してしまう場合に、食べられなくなる、という現象があったりなかったりだが、俺の場合のうさぎがそうだった。ヨゼフ・ボイスのベストが頭によぎってしまう…

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難易度たかたかだし、抽象的だけど、挑発することによって対話が始まるし、思考することは大事だし、人間は消耗して死ぬんだよねっていう話

ヨーゼフ・ボイス。
この映画で知った。
衝撃的で、言わんとしている事は、
芸術に疎い自分でもわかったけれど、
作品の解釈はさっぱりわからない。
刺激をもらった。のほほんと
生きてちゃいかんな。いいも…

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s

sの感想・評価

4.6

ずっとみたかったドキュメンタリー!

ボイスが「全ての人が芸術家だ」と言ったのは有名な話しで、彫刻を拡張して社会彫刻という概念を説いた。この映像で日本のトリエンナーレ等がドクメンタになりきれない理由…

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・資本主義社会を、
拡張した"芸術"の名の下、覆そうとしてる
・対話のために挑発

彫刻の概念覆してきたなー
しかし概念とはいつのまにか凝り固まった不自由なもので
芸術がホンモノかニセモノかよく議論されるがそんなものは無意味で、こうあるべきだと権威化された芸術を本来の自由に戻そうと…

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とにかく印象に残ったのは、自由を信じ求める勇気と、ものごとに対する視点の多さ。映像を見れば見るほどヨーゼフ・ボイスは常識人だったんだと思えてきて、逆説的に自分がいかに未熟かを感じた。

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