【第69回ベルリン映画祭 監督賞】
ドイツの異才、アンゲラ・シャーネレク作品。世界的に評価の高い作家ながら日本でまともに紹介されたことがない。
予想以上の難解作で、セリフは極限まで少なくされている…
【家にはいたけれど】
ここ最近のベルリン国際映画祭は、作家性が露骨に見える変わった作品に監督賞を与える傾向がある。今年のホン・サンス『逃げた女』に始まり、ウェス・アンダーソン『犬ヶ島』、アキ・カウリ…
激しい映画議論のシーンで感じた事だけれど、議論の中での「あなたの考えはこちらも理解しているけれど」という前置きって相手の意見への尊重を示しつつも、相手よりも一歩進んだ考えとして自分の意見を位置付けて…
>>続きを読むアンゲラ・シャーネレクの二本目です。
前回観た『儚き道』は面白い…けどなぁ…という感じだったが本作『家にはいたけれど』はかなり面白かった。まぁかなり面白いとは言ってもいわゆる娯楽作品的な面白さは皆無…
好きなタイプだが理解はできていない。
途中たぶん一番大事なとこで寝たのか、クライマックスの足については上映後トークショーで言われて知る。その後のシーンで違和感を覚えていたのはそのせいか……もう一度見…