開始早々無実の老人をいきなり背中から斬りつける外道、机竜之助(市川雷蔵)。血を拭いパッと放った懐紙が、孫娘が水を汲む川にハラハラと舞い落ちる。次いで夫の命乞いに来た妻お浜(中村玉緒)を水車小屋で手籠…
>>続きを読む中里介山流カルマの物語を、三隅研次監督のセンスとレベルの高い技術を持つ大映スタッフの力によりため息が出るほどの耽美的な映像として完成しており最後まで楽しませてくれる。冒頭での巡礼のお爺さんを主人公の…
>>続きを読む1960年大映。変な感想だが、ルッソ兄弟ならもうちょっと手際よい映画になるだろう。大長編講談小説の何度目かの映画化は、雷蔵座長の舞台公演的な演出。複数登場人物間の因果と出入り、関係と境遇の変化、江戸…
>>続きを読む中里介山原作の大長編小説を満を持して永田大映が映画化した暗黒武士道サーガの第一作は、戦無き平安な時代に剣のダークサイドに落ちたシリアルキラー剣士・机竜之助こと雷蔵が、切り捨てた旅の老人の無念にまとわ…
>>続きを読む月あかりに雷蔵の刀のみがキラリ。おお。
続きものだったのかー。
妖剣を使う竜之介は善人か悪人か。笠智衆はこの時代でもお爺さん感が満載でびっくり。
[Kadokawa cinema collec…
ずっと気になっていたカオス時代劇をついに鑑賞したぞ、Woo!
本作は中里介山原作『大菩薩峠』3部作の1作目。虚無に蝕まれた剣客・机竜之助を軸とした群像劇?です。本作の特徴は、いろんな話が適当…